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ここはダラダラせずにさくさく済ませて、先輩の威厳を保って終わろうと少しそっけなく聞くと、
『………�睫收菁擇蓮△匹鵑平佑�タイプですか？』
思ってもみない事を言われてびっくりする。
『タイプ？？何でそんな事知りたいんだ？』
意外すぎる質問に質問で返すと、有岡が泣きそうな顔で、
『………綺麗で、背が高くて、大人っぽい人ですか？』
俺の質問は無視してさらに質問してきた。
綺麗、背が高い、大人っぽい……。
あーー、そういう事？
じっと俺を見つめ続ける有岡に、
『俺は三木とは付き合ってません。』
きっぱり言うと、有岡がしばらく固まってから、
『………そうなんだ………良かったっ……！』
みるみる涙を瞳に浮かべてから、くしゃっと目を閉じて両手で口を押さえる。
心が動いたのが分かった。
有岡へと。
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作者名：すみれ | 作成日時：2023年6月17日 2時
