第5話 ページ5
『私が…2級術師…!?!?!?』
夜蛾先生から直接聞かされたのはこれ。
2級呪霊にパンチされて気絶した女が2級術師だなんて馬鹿げている。
呪術界はそんなに切羽詰まった世界なのか?
こんな奴が2級になるくらいには術師のレベルが下がっているのか…?
夜蛾先生の言われたことに納得はいかないが、ひとまず受け入れることにし教室に入る。
『おはよ』
五条くん以外みんな来ていて、2人は「おはよう」と返してくれた。
私はあの3人と特別仲良い訳ではなく、あくまでクラスメイトで、自分から話しかけることはほとんど無い。
仲良くなりたいんだけど、私は3人と違ってあまりにも弱すぎるし、色々比較して凹んでしまうってのもあって、自分の気持ちに折り合いをつけれずにいる。
「お前、2級術師になったんだって??」
突如教室のドアから私に向けて五条くんがそう言った。
その顔は、「正気か?」と言っているような、そんな顔。
『う、うん。そうらしい…です』
「え!そうなの!?A2級になったの!?」
「それは驚いた。早くAの実力を目の前で見てみたいよ」
2人は驚いて、でもどこか嬉しそうな声色だった。
「お前、なんか媚びでも売った?」
ズキ
「お前が2級なの本当に意味がわからない。どうなってんだ?この呪術界は」
ズキズキ
「悟。もうやめたらどうだ?夜蛾先生がなんも理由なしに推薦するとは思えない。」
「そーだよ。あんたは口悪すぎ、人の気持ち考えて発言しなって」
夏油くんと硝子ちゃんはいつも庇ってくれる。そんな仲良くない私に。
けど、五条くんは止まらなかった。
「お前はなんで自分が2級術師になったんだと思う?」
『そ…れは…』
私も夜蛾先生に聞いて理由がこなかった質問を五条くんが私にしている。
そんなの答えは
『私もわからない。私もね、困ってるの。
…ごめんね』
この空気がいたたまれなくなって教室を出た。
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今川焼 - とっても面白かったです!更新頑張ってください!! (3月12日 20時) (レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
もっちもちもち(プロフ) - 無名さん» うおおおおおおおおおおおおおおおコメント気づかなくて返信遅くなりました😭😭😭私も書いててニヤニヤしてます笑 コメントありがとうございます!凄く嬉しいです☺️💕 (3月9日 1時) (レス) id: f61a96447d (このIDを非表示/違反報告)
無名 - うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、、、とうといぃ、、、(´;ω;`) (2月8日 20時) (レス) @page20 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - もっちもちもちさん» いえいえっ!!!🥰🥰 (10月12日 18時) (レス) id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
もっちもちもち(プロフ) - LuNaさん» うわあああ!!!めちゃくちゃ嬉しいです…😢💕コメント励みになります🥺ありがとうございます!!! (10月12日 8時) (レス) id: 06c3ab9fe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もっちもちもち | 作成日時:2023年10月5日 18時