第3話 ページ3
初めての任務先は学校だった。
授業で習った、学校や病院は人間の負の感情が集まりやすいって。
私は練習用のよわっちい呪霊すら倒せなかったから、正直酷く緊張している。
夜蛾先生はあくまで付き添いで、私が危なくなったら出てくるとのこと。
情報によるとかなり低級の呪霊らしい。
1階…2階と階段を上ると、急激に呪いの匂いが強くなって警戒する。
呪力は無いけど、呪霊の気配を感じることが出来る私はすぐにこの呪霊が低級では無いことがわかった。
『推定…2級…とか…?』
「エヒッ ヨクワカッタネェェ!
オマエ、ミタトコロ ソウトウヨワイ!
ザコダナアア?」
随分と煽りが上手な呪霊に思わず眉がピクピクとつり上がってしまう。
『まぁ…やるしかないんだよね…』
私は呪霊に向かって走り出し、とりあえず拳で殴る。
私は殴った衝撃で後ろに仰け反り、目の前には余裕な表情の呪霊がいた。
あー、私もう死ぬんかな。
超目の前で呪霊のえげつないパンチくらいそうなんだよね。
死ぬ時って走馬灯って言うやん?
あー今までの楽しかった思い出とか振り返っちゃお〜
そんな楽しい思い出なかったわ〜最後の記憶は呪霊にパンチくらって私お陀仏か〜
急に目の前が暗くなった。
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今川焼 - とっても面白かったです!更新頑張ってください!! (3月12日 20時) (レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
もっちもちもち(プロフ) - 無名さん» うおおおおおおおおおおおおおおおコメント気づかなくて返信遅くなりました😭😭😭私も書いててニヤニヤしてます笑 コメントありがとうございます!凄く嬉しいです☺️💕 (3月9日 1時) (レス) id: f61a96447d (このIDを非表示/違反報告)
無名 - うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、、、とうといぃ、、、(´;ω;`) (2月8日 20時) (レス) @page20 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - もっちもちもちさん» いえいえっ!!!🥰🥰 (10月12日 18時) (レス) id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
もっちもちもち(プロフ) - LuNaさん» うわあああ!!!めちゃくちゃ嬉しいです…😢💕コメント励みになります🥺ありがとうございます!!! (10月12日 8時) (レス) id: 06c3ab9fe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もっちもちもち | 作成日時:2023年10月5日 18時