第19話 ページ19
Aが傑達に見せに行っている間に、真相に迫らなければならない。
そもそも、あいつはAに力を貸すことは縛りによって出来ない。
そして、Aがあいつの存在を知ったら、Aはあいつに乗っ取られてしまう。
でも、Aがあいつより強くなれた場合、あいつはどうなるんだ?
あいつからいなくなるとは思えないな…。
俺視点で、Aがあいつより強くなった、勝てるって見込みができた時点で二重人格の事を伝えない限り、強くなってもあいつはAを利用しているんだよな。
今のAは呪力を扱えるようになった。
それなら、尚更強くなる、特訓と任務で経験を積めば全然勝てるようになる。
『五条くーん!傑くんたちに褒めてもらえた!』
「おー、良かったな。ほんじゃ俺は任務行ってくるから、今日はもう特訓休んでいいよ。」
『いやぁ、そうしたいんだけど、今呪力出せたこと嬉しすぎてもうちょっとやろうかなって思ってるんだ!
身体壊さないようにはするから!ね!許して!』
「……ほどほどにな?」
『やった!頑張る!じゃあ五条くん任務頑張って!』
「…おう」
俺はAに背を向け任務に向かう。
……………なんか、俺、Aに甘くないか????
いつの間にか特訓も毎日やるようになってるし、任務以外の時間をAに費やしている。
この俺が、誰かのために頑張るなんて今まで無かったじゃないか。
Aの、努力してる姿とか、成果が出た時の笑顔が忘れられない。
徐々に近づいていく補助監督の車。
「五条さん!今日は1級相当の任務です。気を引き締めてお願いしますね。」
「あぁ、うん。」
補助監督が車を走らせる。
「…俺が、こんな恋心を誰かに抱くとは思わないだろ」
「ん?なにか言いましたか?」
「んーや、なんも。運転ありがと。甘いもん買っといてくんね?」
「かしこまりました。用意して待ってますね!」
俺は帳の中に入った。
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今川焼 - とっても面白かったです!更新頑張ってください!! (3月12日 20時) (レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
もっちもちもち(プロフ) - 無名さん» うおおおおおおおおおおおおおおおコメント気づかなくて返信遅くなりました😭😭😭私も書いててニヤニヤしてます笑 コメントありがとうございます!凄く嬉しいです☺️💕 (3月9日 1時) (レス) id: f61a96447d (このIDを非表示/違反報告)
無名 - うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、、、とうといぃ、、、(´;ω;`) (2月8日 20時) (レス) @page20 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - もっちもちもちさん» いえいえっ!!!🥰🥰 (10月12日 18時) (レス) id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
もっちもちもち(プロフ) - LuNaさん» うわあああ!!!めちゃくちゃ嬉しいです…😢💕コメント励みになります🥺ありがとうございます!!! (10月12日 8時) (レス) id: 06c3ab9fe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もっちもちもち | 作成日時:2023年10月5日 18時