謎の少女は強欲組に拾われましたpart３

＃９７ ページ40

“お気に召すまま”マイ・フェア・レディ()”！！！

((ガクン

吊戯「ん、う」

御国「心配しなくていいよ？真昼くん」

真昼「な…！？」

修平「ちょっ…御国先輩！！」

御国「そんな、邪魔な魔法…オレが今すぐ外してあげるよ」

『私が止めを刺してあげようか？どこがいいかな〜？脳天？心臓？足？腕？それとも……

全体？』

カチャっとAは銃を吊戯に向ける。

御国「知ってる？吊戯さん、こういうのを“迅速果断”って言うんだよ？」

真昼「待って！御国さん！やりすぎ…っ」

『真昼くん、大丈夫だよ』

御国「ここで死ね」


・


？「はは、吊戯…相変わらず御国と遊んでるのか。俺はまだ、死んでいいなんて言ってないだろ？」

コンコンっとノックの音が鳴る。

「失礼します…お電話です。副部長」

？「それにしても思ったより御国は吊戯に執着してるな。大人しく来たと思えばやっぱり何か」

「…副部長…ここは、禁煙ですよ」

？「吸ってないよ」

「聞こえているなら一度で返事をしてください」

？「聞こえてないとは言ってないだろ？」

「……会長からお電話ですよ」

？「電話や来客は待たせるくらいでちょうどいいんだよ」

「わかりましたからさっさと出てください。塔間さん」

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