謎の少女は強欲組に拾われましたpart３

＃９４ ページ35

修平「煽るのやめてくださいよ吊戯さん。子供ですか」

吊戯「オレは国ちゃん達に対しては常に煽っていくスタイル！！」

修平「似た者同士もっと仲良くしたらどうですか」

御国「似てねえよ」

『きめえ』

吊戯「国ちゃん達がオレの真似をしたせいでとても似てると言われる〜〜〜」

御国「してないし」

『したくねえし』

吊戯「モノマネ版権料いただきます♡」

御国・A「死んで♡」

吊戯「まあ根本的にはほんと全然似てないんだけどね、国ちゃん達がオレの愛想のよさをパクッただけで」

御国「パクッてないです」

『だからしてくねえって』

真昼「似てないって、ところは全面的に同意だけど…」

御国・吊戯「ていうか、修平・修ちゃんはオレとこの人・国ちゃんが似てる時点で人を見る目がないってことなんだよなあ・ねえ」

真昼「似てない…ですかね…」

『はははっ！ハモった！こいつらマジで仲いいんじゃねえの！？』

お腹を押さえながらげらげらっと笑うA。

修平「それより吊戯さん、先日の報告書早く出して下さい」

吊戯「えっ 盾ちゃんか弓ちゃんがオレのも出してくれてないの？おっかしいな〜？じゃあ紙ある？今
書くから。はいはい〜吊戯ちゃんの活躍によりなんとなく善戦したものの急な豪雨により逃げられちゃいました――――っと。はい あとサインね、カミヤツルギっと」

修平が出した紙に適当に書類を書く吊戯。

修平「適当にも程がありますよ、あと相変わらず汚い字ですね」

御国「吊戯さん、次の吸血鬼の大量虐殺に赴くのはいつなんですかぁ？」

吊戯「うん？さあ…時期を決めるのはオレじゃないから、まあ、そんな遠くないと思…

修平「吊戯さん！」え？なに？」

真昼「サブクラスを殺すのをやめてください！」

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