謎の少女は強欲組に拾われましたpart３

＃９２ ページ33

御国「数日前から傲慢と強欲のサブクラスが各地で騒動を起こしている。自分の真祖がやられたとしったら黙っていられない奴だっているさ。憂鬱(ツバキ)のサブクラスを見つけてどうにかしてやるって意気込んでるんだよ」


『それにこの寒さ(・・)…大量の発生した灰塵の影響で間違いない。灰塵の濃度がさらに上がれば日の光はもっと届かなくなる…早めに対処しないと昼間でも太陽が出ないのは吸血鬼にとって好都合。吸血鬼はより行動しやすいし騒動も増える…これ(・・)が椿の目的なのかそれとも…』


何かを言おうとしたが、言うのをやめたA。


御国「ま、そうゆうわけでＣ3側もそろそろ本格的に動くでしょ。ある程度の計画は出来てるはず。まず。まずは今騒いでる吸血鬼を一旦黙らせるためにお得意の大規模粛清


修平「御国先輩もう黙っ…」


そしてそのあとは至極シンプルな作戦が取れる。サブクラスを人質に使うのが椿に対して有効ってことは真昼くんが…いや、御園が証明してくれたからな」


『サブクラスを一体ずつ壊して椿をおびき出す』

御国「こっちが圧倒的に有利に戦える状況に椿を呼び込んで吊戯さんあたりを使って戦わせて消せば終わりだ。君がサブクラスを壊さずに捕まえたからこそできることだよ！」

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