謎の少女は強欲組に拾われましたpart３

＃６２ ページ3

ダッっと２人はヒガンに向かった。



ロウ「２対１でも悪ィけど、この天使ちゃんは手加減とか知らねーっスよ！」



レイピアをヒガンに突こうとするロウレスにヒガンは手を出す
ヂッっとロウレスの頬に炎が上げた。



ロウ「！？熱っつ！！？なんスか…火！？」



リヒト「バカハイドさっさと消せ」



ロウ「痛い！熱い！痛い！」



リヒトはロウレスの頬を足でぐりぐりと消す



リヒト「あのオッサンは抉ったとこから発火させてくんだよ、言っただろうが」



ロウ「いや一言も言ってないっスよおお！？早く言ってよ！！」



手を頬に当てながら言うロウレス。



リヒト「おい、俺は同じ相手に二度は負ける趣味はねえんだ」



ロウ「…わーかってるっスよ！」



再び２人はヒガンへ向かう、



リヒト「オッサンのダンスに付き合う気はねえ」



ヒガンの攻撃を気にせずバッと攻撃をする



ヒガン「じゃあ…まずはリヒト君から」



ヒガンの手はリヒトへ向かう。





・





“ジキルとハイド(Jekyll and Hyde)”！！



一瞬で入れ替わった２人



ヒガンの目の前にいるのはロウレス



ヒガンの攻撃ザクッとロウレスの腕を切り裂き火が上がる。



ヒガンは目を開き、リヒトを探す。



パッと見ると遠くにいるリヒト



パッと瞬きをすると目の前にリヒトが映る。


リヒトはゴッと音を立てヒガンの首を蹴る。


ロウ「あっつ〜〜〜！！」


リヒト「入った…カンペキに」


２人は壁に叩きつけられたヒガンを見る。


ヒガンは立ちあがり首をゴキッと鳴らした。


リヒト「先にくたばんなよ、結構頑丈だぞ、あのオッサン」


ロウ「早めに仕留めてもらえると嬉しいっスねえ……まっ、リヒトの本気の蹴りがヤバいのはオレが一番わかってるっスけどっ！」







ヒガンside





……突っ込んでるくるリヒト君を攻撃しようとすると防御体制のロウレス君と入れ替わり全ての攻撃を受け切る。





そして攻撃後のこちらの一瞬の隙、完全に攻撃態勢のリヒト君と入れ替わる！
　




攻撃と防御を完全に分担し一瞬で入れ替わることで攻撃前後の不利な体勢からでも不老不死のロウレス君が攻撃を代わりに受けることができ、防御から攻撃に移るときにも一切の隙が生じがない！！





・







が……。

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