ネットの海には氷の少女【ヒロアカ】2 (ページ8)

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58 私は出ないページ8

｢えぇぇぇぇ揺黒くん体育祭出ぇへんの?!なんで、なんでぇ?!｣

今日に麗日の叫び声のようなボリュームの声が響き渡る

さっきまで各々本を読んだり好きなニ〇生主について話していた他のクラスメイトもみんな驚いた顔でこちらを見ていた

｢まっじで?!｣

｢楽しみにしていたのですが…｣

上鳴や八百万も悲しそうな顔をして駆け寄ってきては｢どうにか出来ない？｣て声色と顔に含ませながら話しかけてきた

それに足して、USJ事件で過呼吸を起こしていたのをみんな知っているからなにか関係しているのではないかと心配を浮かばせてもいる

｢まじですまんだわ…ちょっとした都合上で出られなくなってさぁ…ぴえんってやつだよね｣

ぴえんなんて素だったら人生で1度も使いたくないレベルに品がないし頭悪そうな言葉だし意味がわからないから使いたくなかったけど、先の記述の通り頭悪いやつを作るにはとにかく手っ取り早い言葉なんだよなこれ

｢ど、どういう都合なのか聞いても良いだろうか｣

恐る恐ると言わんばかりに飯田が尋ねてきた

前の戦闘訓練でちゃんと戦えなかったから体育祭では多分相手からしたら私と戦うのってなんだかんだ期待してたんだと思うんだよね

でも残念なのはみんな同じかな

揺黒という人間の評価は悪くないみたいだし