ネットの海には氷の少女【ヒロアカ】2 (ページ42)

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92 期末テストページ42

｢｢｢えぇぇぇ?!｣｣｣

｢協力戦じゃないんスカ?!｣

｢ていうか重り増えたところで一人しかいないのは揺黒不利じゃないですかー？｣

流石に驚いたようで、試験内容を伝えられた先ほどと同じくらいクラスメイトも驚きの声を上げている

私も流石に誰と誰が戦うかの資料までは別のデータにファイリングされて見れていなかったので、これは予想外だった

「弱点や普段の授業態度を見て判断したまでだ」

｢出番がまだの物は、試験を見学するなり、チームで作戦を相談するなり、好きにしろ、以上だ。｣

流れるように話は進んでいき、ろくな説明もないまま11戦目として私は試験に挑むことに

することもないし、どの先生用の対策も一応考えてはいるので私はモニタールームへ行った

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モニタールームでは、緑谷と麗日と共に他のクラスメイトがどういう弱点を持つのかについて1戦ごとに話していた

『あの二人はゴリ押しがいちばん強い反面そこのキャパを突かれると一気にダメになるんだろな』

『2人ともあんまり巧妙な手口とかは使わへんし砂藤くんに至ってはやればやるほど複雑なこと出来へんくなるしね』

『常闇って弱いのは近接かな、でも梅雨ちゃんがかなり強いしあの組は優等生だね』

『そうだね、常闇くんも一見弱点がないように見えて間合いに入られたらかなり攻撃の手が減っちゃうから』

『八百万メンタル鍛えれば最強だね』

『八百万さんは頭も切れるし個性そのものも使い方もすごく強いからね、精神面も周りがカバー出来ればかなりの強者になる』

『麗日さんすごい！相手の力を利用して間合いに飛び込むなんて！』

『…いや、あれ故意ではなさそうだぞ？』

『…雄英高校屈指の頭使う先生を芦戸と上鳴に当ててくるのは酷だわ』

『いちばん容赦無く痛いところを突いてるね…』

『口田くんエグいなぁ…』

『あれは背筋凍るわ…でもプレゼントマイクの攻略法見つかんのはラッキー』

普段人の戦闘なんてまともに見ずにいるし、プロの教師達が戦うところなんて相澤先生以来初めて見たもんだから、存外見所満載でとても心躍る観戦となった