ネットの海には氷の少女【ヒロアカ】2 (ページ41)

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91 ペットが増えたページ41

「……柘榴(ざくろ)、翡翠(ひすい)、黄玉(おうぎょく)｣

途中で見ていた宝石の和名を名前につける特集に出ていた名前

赤い宝石に柘榴石、緑の宝石に翠玉や翡翠玉、黄色の宝石に黄水晶や黄玉

無難だけど1番覚えやすいと思った

「蛇のあなたはザクロ、猫のあなたはヒスイ、フクロウのあなたはオウギョク。これでどう？」

[イイジャナイ]

〈マァ、ワルクナイ〉

〔カッコイイデス！〕

各々それなりに理解を示し、気に入ってくれたようなので無事に柘榴と翡翠と黄玉で決まった

かれこれ決まるのに2時間

もう二度とペットなんぞ飼いたくない

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

｢という訳で…諸君らにはこれから、2人1組でここにいる教師1人と、戦闘を、行ってもらう！｣

｢なお、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み。動きの傾向や成績、親密度。諸々を踏まえて、独断で組ませてもらったから、発表してくぞ｣

期末テスト、実技の日

筆記テストはなんら問題なく終わり、切島なども以前よりたくさんわかったと礼を貰った

それであとはロボ無双だけだね〜なんてお祭りムードになった教室に居て、でもなんだか嫌な予感がして情報管理のシステムに入ってみたらコレ

ぎりぎり昨日私は知ったからなんとなくどの教師が当たるか予想したり、だいたいの教師に対して対策が取れるようにとしてい

だが他のクラスメイト達は何も知らずに対ロボ戦だと思って来たらこの有様

ほんの少し可哀想である

八百万と焦凍で、相澤先生

緑谷と爆豪で、オールマイト

などなど続々と組み合わせが発表されていく中、何故か私の名前が最後まで呼ばれない

｢あの〜センセー俺はどこですか？｣

｢あぁ、揺黒は余るからな、先生側のハンデ用の超圧縮重りの数を増やして体重の約三分の二もらい１VS１で戦ってもらう｣

淡々と相澤先生は言った

しかもどの先生と戦うか言ってくれない