ネットの海には氷の少女【ヒロアカ】2 (ページ2)

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よかった、今日いつもより化粧キープミスト多めに付けてきてるから汗もちょっとだけ大丈夫

｢苦しいよな？向こうに13号先生居るはずだからスグ連れてく｣

かれは私をどこかに運ぼうとしているらしい

でも、それはもう既に遅い。わたしの記憶はここで途切れてしまってるから

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『お母さん！A！』

『焦凍…頑張っわね』

『焦凍おわった？じゃあ今日のオールマイトとくしゅう？てやつみよう！』

『やめろお前たち、焦凍はこのあとすぐまた訓練だ！行くぞ焦凍！』

『やだぁあ”あ”ぁ〜！』

助けられなかった時

『A』

『なに？しょうと』

『おとおさんがね、お母さんのことを悪い人なんだよっていうの。ぼくに怪我させたからきょうせいにゅういん？っていうのさせたんだって』

『そっか…』

『……ねぇ、おかあさんはどこに行ったの？』

真実を上手く伝えられなかった時

『焦凍ォ！何度言ったらわかる左を使え！』

『ぅるせえ！お前の道具に俺はならねぇ！』

『あいつ』が『あの子』に遺伝させてしまったねじ曲がった思想を正してあげられなかった時

…もう、私は疲れ壊れかけている

全部適当に

全部気が済む程度に

全部他人に任せて

…全部、投げ出してしまいたい

たすけて