緑谷くんの双子ちゃん【ヒロアカ】《5》 (ページ33)

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みんなが先輩を囲んで立っているところに私も書けよって行った

みんなが話している中、やはり先輩の個性は透化
だと発覚した

｢君たちがワープと言うあの移動は、推察された通りその応用さ｣

｢どういう原理で…｣

｢あ、それならそこの子がだいたい分かってると思うんだよね、そこの前髪長い子｣

お兄ちゃんの質問に対して、先輩は私を指して分かっていると思うよ、と言った

私は本人から正解が聞きたいのだが

｢え、A分かったの?!教えて！｣

｢えっと……今日は悪魔ですごく頭が冴えてる“気がする”だけだから、あんまり本気にしないで欲しいけどそれでもいいかな。｣

｢それでも僕は分からなかったから！｣

出来るだけ確証のない話を他人にするのは気が引けるししたくないけど、指名されては仕方がない

｢先輩の個性って、お兄ちゃんの足も服も靴もすり抜けてたから基本通り抜ける物質は厭わない、そうなるとものではなく先輩自信が透化すると言った方がいいと思う

個性、という前提からみんなそれなりにデメリットがあると考えてみて

物質どうこうではなく先輩の体が透ける考察があってるとしたら、地面を潜り移動する時に、
そもそもまともな泳ぐようにして移動は先輩が物質として定理していないから無理。

仮に泳げたとしても息が吸えないし目の前も見えないからあんな俊敏には動けない

あんな瞬発力を持って地上に上がってきたということは、なにかしらの反発を利用していると見てもいいと思うの。

そこで酸素などもすり抜ける、という考察と結びつければ個性解除時に物質からはじき出されるような感じが近いのかな…って。｣

｢酸素をすり抜けることまで見抜かれてるとは、これアッパレ、すごいや君！｣

｢じゃあAが言った今の原理って…｣

｢正解だよ、質量のあるもの同士が重なり合うことは出来ないらしく、弾かれてしまうんだよね！｣

どうやら私の考えた考察は大方あっていたらしい

ホッといきをついた