緑谷くんの双子ちゃん【ヒロアカ】《5》 (ページ21)

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213 足ふむよいいの？ページ21

｢わたしは勝己に喧嘩が始まる前に吹っ飛ばされて体が痛くて動けず横になってただけなので、手は出されましたが出していません｣

｢1番3人の中で汚れてかすり傷と打撲が多いのは単に地面の砂と受け身取れないだけだったのか、だがそれでもAも処分を取り消す訳にはいかないからな。
寮内清掃はやらんでいいが先月同様2日間の謹慎、反省文の代わりに大量のプリントだ｣

お兄ちゃんと勝己に比べれば手を出していない＋騒ぎも起こしていないためだいぶ軽くなった

お兄ちゃん達は喧嘩ということを前提に受身など取りながら動いたのかもしれないが、わたしは急に個性で吹っ飛ばされたから受け身なんて取れるはずもなく、ボロッボロなのだ

かすりキズなどは喧嘩していないためリカバリーガールの個性でしっかりと治療してもらえたので喧嘩を仲裁しなかったのは保身を主にすればある意味ラッキーで正解だったかもしれない

｢以上！寝ろ!!｣

そこまで言ってやっと一通り終わったらしく、私たちは無事に解放された

とぼとぼと3人歩いている中、わたしは喧嘩中に聞こえた勝己の言葉がきになって声をかけた

｢……勝己、わたしお兄ちゃんと勝己と3人でまたお話したい｣

｢は…？……明日な｣

｢今日｣

｢あぁ…？わぁーったわぁーった、分かったからその足踏みながら歩くのやめろや｣

むかし勝己にされた意地悪のつま先をを踏んだり踵を踏んだりしながら歩くのをやってみたら、ウザったいと思ったようで簡単にのんでくれた

｢お兄ちゃんも、ほらいくよ｣

｢うぇ?!わ、わかった｣

さっき勝己がやられたことをやられるのは勘弁だと思ったのかお兄ちゃんも素直についてきた

これ、つかえるな