134 お風呂 ページ39
Aside
「ろ、露天風呂…」
目の前に広がる庭の池()くらいの大きさの
露天風呂に驚きが隠せない
「あれ？Aって露天風呂初めて？」
「いや…1回は行ったことあるんだけどさ…」
むかし行ったのは小学生の時…おじいちゃんと
おばあちゃんの家にいた時
書乃ちゃんと2人で小学生卒業記念に
書乃ちゃんパパママによる余ったチケットを
使わせて頂いて
県内の旅館に泊まった時だ
楽しかったものの、その時私はのぼせてしまい
露天風呂にあまりいい思い出が出来ていないのだ
「A、1回だけで何があってそんな見ただけで
珍妙なかおするの」
「えっと…のぼせたからあんまりいい思い出
無くて…」
というか記憶があんまりない☆
「まぁそれなら今日作ればいいよね！」
「…そうだね」
こんなとこをカバーしてくれるだけあって、
やっぱりヒーロー科の人たちはすごい
その後はゆっくりと湯船を満喫して
「きもちいねー！」
「温泉あるなんて最高だわぁ…」
「暖かい…」
すっかり私も溶かされていた
「カベとは…超えるためにある！
プルスウルトラァ！」
不意にに壁の方から声が聞こえた
峰田くん…？なにしてんの…
「ヒーロー以前に、人のアレコレから
学び直せ」
そう光太くんが言った後
ぱしっとあう音が聞こえ
「クソガキぃぃぃぃ！」
という峰田くんの雄叫びが聞こえた
｢まさか峰田くん…壁…登ろうとしてた…？｣
ポロリと言葉をこぼしてしまう
こっわ
「え…まじ？」
「やっぱり峰田ちゃんサイテーね！」
「ありがと光太くーん！」
「うぇいうぇーい！」
「…ありがとうね、助かった」
「な！」
すると光太くんは顔を赤く染めて
そのまま後ろの男湯の方に倒れて行ってしまった
え
「光太くん大丈夫…？」
向こう側の男湯に声をかけると
「大丈夫！
緑谷がキャッチしたぞ！」
ホッ…良かった
って、それ2人とも大丈夫？
仲良くドボンとかしてないよね？
「…2人が心配だから、
ちょっと先出るね」
「了解ー！」
「わかったー！」
「体冷やさないのよ」
「はーい」
そう言って私は急いで温泉から上がった
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有栖 - ホークス落ちのって、大体ヒロ公安がくっつくの邪魔してくるんですけど、なんかこうゆうのって新鮮です！ (2021年4月13日 18時) (
レス) id: 470cf32f58 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 主人公がホークスに恋してることをやっと理解しましたね！続きが楽しみです。 (2021年4月2日 2時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 初めまして、私は、シオンといいます。とても素晴らしい作品だと思います。 (2021年4月2日 2時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2020年11月13日 17時
