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廉side
この前は大吾の突然の行動にビックリした。
ビックリしすぎて、あの後どうやって帰ったのかすら記憶にない。
今まで大吾の事は親友やって思ってた。
でも、大吾にとっての俺はただの親友ではなかったのかもしれない。
どうすればええんやろう?
考え事をしながら歩いていたら、楽屋の前に到着していた。
そのままの勢いで中へ入る。
「おはよー」
楽屋の中には紫耀しかいなくて、
ソファーに寝転がって、雑誌を眺めている姿が目に入った。
ただそれだけの姿であっても様になっている。
紫耀がちらりと目線をこちらに向けて
「おー」
と返事をした。
大吾の事で頭がいっぱいだったけど、
紫耀と喧嘩していた事を思い出す。
気まずい…
荷物を机に置いて、外へ出ようか思案してると
紫耀の方から
「なんて返事したの?」
って声をかけられた。
「へっ?」
思わず素っ頓狂な声が漏れる。
「大吾に告白されたんだろ?
なんて返事したんだよ」
紫耀のまっすぐな視線が痛い。
責め立てられているような気がしてしまう。
「まだ…まだ返事しとらん…」
紫耀の方を見られなくて、机の黒いシミを見つめた。
なんで、紫耀が知っとるんやろう??
心がざわつく。
「お前、俺と別れるつもりなの?」
気がついたら、目の前に紫耀が立っていて、
顎を持ち上げられた。
紫耀の真剣な眼差しとぶつかって、言葉が胸につき刺さった。
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かのこ(プロフ) - のんさん» のんさん、大丈夫ですか??よかったです^^ お話がいっぱいになってしまって、次に移行しますのでどうぞよろしくお願い致します。 (2019年4月28日 20時) (レス) id: 8defde22ba (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - お返事ありがとうございます(^ ^) きゃー!それはそれは心して読ませていただきますっ(笑)全然構いません><お時間ある時で大丈夫ですので、更新とても楽しみにしております!!頑張ってください! (2019年4月26日 22時) (レス) id: dfa71c4fa0 (このIDを非表示/違反報告)
かのこ(プロフ) - のんさん» のんさん、いつも読んでいただけて嬉しいです!ありがとうございます^^ 劇裏ですね!承知しました。心して読んでください。笑←嘘です。 少し時間がかかるかもしれないので、気長にお待ちいただけたら嬉しいです。 (2019年4月25日 8時) (レス) id: 8defde22ba (このIDを非表示/違反報告)
かのこ(プロフ) - ありすさん» ありすさん、嬉しいコメント&リクありがとうございます^^ さすが!面白い設定ですね♪れんれんへ美脚ですからね。笑 気長にお待ちいただけたら、嬉しいです (2019年4月25日 8時) (レス) id: 8defde22ba (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - いつも読ませていただいてますッ! リクエストお願いしたいのですが、 お風呂でプレイするしょうれんを描いていただきたいてます。浴槽でイチャイチャする感じだったり、、、激裏でお願いします! (2019年4月25日 0時) (レス) id: dfa71c4fa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かのこ | 作成日時:2019年3月1日 11時