中学生時代 ページ18
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中学に上がって、
少し仲良くなった隣の席の男子に
一緒に登下校しようと誘われ、
いつも1人だった私は嬉しくなって、
即オッケーサインをだした
家に帰ってから、りゅうがにその経緯を伝えると、
「ふーん」
なんて素っ気ない態度で、少し苛ついたが、心の広い私はそんな事気にしない
だが、事件は起きた
この男子
二学期が始まって、1日目にして、いきなり
「俺んち来ない？」なんてしつこく誘ってくるのだ
いきなりどうした もしかして、あの子の双子のお兄さん？
なんて思ったけど、そんなはずない
「あのほんと急いでるから！じゃあね！」
掴まれていた手を振り払って
だーっと廊下を駆け抜けるが、放課後の廊下は、大勢の人で溢れかえっていて、なかなか思うように動けない
それに、運動音痴な私は後から追いかけてきたあいつにすぐに追いつかれてしまった
「待ってって 俺はただAと遊びたいだけだから」
「いや、あの、」
そもそも昔からそんなに異性と関わるのがそこまで得意ではない
りゅうがとか、雄登くんならまだしも、
知り合って一年も経ってない男子と
2人っきりの空間とか絶対無理
でも、こうなってしまった限り、行くしかない
「分かった」
喉の奥から、絞り出すように声を出して、いつもより遅い足取りで俯いたまま下駄箱に向かって歩き出した
「あれ？A？今日一緒に帰る約束してたじゃん！なんで勝手に先行っちゃうんだよ」
ぽんと肩に置かれた手
「りゅ……が」
りゅうがの顔を見た瞬間、色々な感情が溢れ出して
今にも泣き出してしまいそうだった
「ごめんね 今日は、ちょっと用事があるんだ。また今度一緒に帰ってあげて！」
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「だから言ったじゃん！男には気をつけろ！って！Aのばか！」
「ごめんなさい」
校門を出て、しばらく歩いた所で
お説教を食らった
「しかもなんでよりによってあいつなのかなぁ！！
むっす〜と両頬をぱんぱんに膨らませてぷんすか怒るりゅうがが可愛くて
「ふふっ…可愛い」
なんて言ってしまったから、
「はぁ？今なんて言った？A本当に反省してるのかよ」
と更に怒られた
それから、約一週間程、りゅうがは口を聞いてくれなかった
りゅうがに可愛いって言ったのが原因で っていうのは後から知ったけど。
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菫(プロフ) - さつちさん» ご感想ありがとうございます（；＿；）私生活の方が落ち着いたら、また毎日投稿していきたいと思っておりますので、もう暫くお待ち頂けると嬉しいです。更新遅くなり、大変申し訳ございません（；＿；） (2018年6月2日 11時) (
レス) id: 89056a9af4 (このIDを非表示/違反報告)
さつち - 更新頑張ってください。続きを読むの楽しみにしてます。 (2018年5月28日 6時) (レス) id: 4a4d234789 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - ドーナツさん» わぁぁ(/ _ ; )ご感想ありがとうございます(/ _ ; )とっても嬉しいです！これからも楽しんで頂けるよう、更新頑張ります（ ; ; ） (2018年5月12日 10時) (レス) id: 89056a9af4 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 小説続くことになって嬉しいです!!私は遅い更新でも全然平気なのでふとしたときでいいですよ!!だからこれからも小説づくり頑張ってください!! (2018年5月10日 19時) (レス) id: 92d51fb25f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菫 | 作成日時：2018年4月22日 2時
