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杉｢まぁでも修学旅行くらい暗殺のこと忘れたかったよなー こんな綺麗な場所じゃ暗殺とも縁もゆかりも無さそうだし｣
渚｢そんな事ないよ、こことかほら｣
奥｢坂本龍馬ってあの？｣
業｢あー、ここが坂本龍馬暗殺の跡地か｣
渚｢更に歩いて近くに本能寺もあるよ｣
と渚は殺せんせーが作ったしおりを開きながら説明してくれる。
｢それ持ってきてたんだ…;｣
渚｢まぁ一応ね｣
ここから半径1キロ以内でも沢山の暗殺された場所があると言うらしい。さすが京都だな〜と身に染みる。
杉｢なるほどな〜 これは確かに立派な暗殺旅行だな｣
奥｢次は八坂神社ですね｣
神｢えぇ｣
業｢え〜もう休もうよ〜 俺京都の甘ったるいコーヒー飲みたいよ｣
カ 私｢｢飲もう飲もう！！｣｣
そして私達は祇園の細い路地までたどり着いた。
カ｢へ〜祇園って奥に入るとこんなに人気ないんだ｣
神｢うん、一見さんはお断りのお店が多いから目的もなく通る人もいないし見通しがいい必要も無い、だから暗殺にはピッタリかなと思って｣
｢さすが神崎さん、！｣
カ｢下調べ完璧！！｣
ここで決行しようかと話していると
ヤンキー｢まーじ完璧、こんな拉致りやすいとこ歩くかね｣
と前からヤンキーが来た。いつの間にか後ろも挟まれている。…まじか。
業｢なぁにお兄さん達、観光が目的っぽくないけど｣
ヤンキー｢男に用はねぇ、女を置いてお家にかえ、ぶっ｣
業くんが素手でヤンキーの顔を持ち地面に叩きつけた
業｢ほら渚くん、目撃者の居ないとこなら喧嘩しても問題ないっしょ｣
渚｢業くん！！｣
ヤンキー｢テメェ刺すぞ！！｣
別のヤンキーがナイフを振り回してきた。
業｢刺す？？？そんなつもりもないのに笑｣
そんな奴も業くんは簡単に倒してしまう。
神｢嫌っ、 カ｢ちょっと、なに？！
｢神崎さん、カエデちゃん！！！！｣
急いで2人を助けに行くが
ヤンキー｢はーい、君はこっち｣
他のヤンキー2人に挟まれてしまう。1人に手を掴まれた。
｢離してっ｣
膝で相手の胸を打ち前にいる男を蹴る。前の男は倒れたが腕がビクともしない。
ヤンキー｢おーおーやってくれるねぇ、ちょっと静かにしてようか｣口をハンカチで抑えられ意識が朦朧としてくる。朦朧とした意識の中、業くんがヤンキー達にボコボコにされているように見えた。
きっと見間違いだよね…？
そこからの記憶は無い。
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作者名：田中 | 作成日時：2024年3月20日 20時
