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｢はぁ〜あったかーい｣
無事一件落着し、今はクラスの女子半分ずつお風呂の時間だ。小さめの旅館ということもあり洗い場と大きめのお風呂が一つだけある。空いている窓からは隣の男子風呂のガヤガヤした声も聞こえる。今日はりんご風呂らしくネットにりんごの皮が入っている。
カ｢ほー凄い。こんなお風呂もあるんだねー｣
｢ね〜｣
中｢…Aちゃんなかなかいい体してませんの？？｣
｢え、そうかな？｣
カ｢ほんとだ、さっきチラッと見ただけだったからわかんなかったけど…もしかして敵…？？｣
｢いつ敵になったって言うの！！！｣
中｢ちょっとこれは、｣
カ｢触らせなさいよ…｣
｢え、ちょ、2人ともやめ、っ〜〜〜○▽！☆□！｣
男子(((一体何が…)))
カ中｢ごめ〜ん｣
｢許さない…｣
脱衣場で何とか着替えて唯一あった椅子でKO状態の私。
｢カエデちゃんはプリン、莉桜は英語でわかんないとこ永久に教えてくれる権利｣
カ中｢ぐっ、はい…｣
〜男子部屋〜
前｢やっぱ1位は神崎で2位は柊か｣
前｢上手く班に引き込んだ杉野はどうだったー？｣
杉｢それがさぁ色々トラブルあって上手く話せなかったわ｣
前｢あーなんか大変だったらしいな｣
三｢気になるのは誰が誰に入れたかだよな｣
岡｢俺は1人に決められないんだよ〜〜｣
三｢…岡島はいいから｣
前｢渚は誰に入れたんだよ｣
渚｢！ぼ、僕は…｣
杉｢そーいう前原こそ誰に入れたんだよ｣
前｢あー俺か？そいつは言えねぇな☆｣
三｢腹立つ、お前みたいなのがまたモテてると思うと腹立つ、！！！｣
業｢お、おもしろそーなことしてんじゃん｣
前｢業！いい所に来た。お前気になる子いる？｣
業｢んー、暗殺的には俺は奥田さんかなぁ｣
菅｢言うのかよ;｣
前｢お、意外。なんで？？｣
業｢だって彼女、怪しげな薬とかクロロホルムとか作りそうだし俺のイタズラの幅が広がるじゃん？｣
((絶対にくっつけたくない2人だな))
磯｢でも暗殺的にってなんだ？他に気になる子でもいるのか？？｣
前｢！たしかに！誰なんだよ！！｣
業｢んー？Aちゃんしかいないでしょ｣
菅｢それも言うのかよ;｣
業｢まぁ宣戦布告的な(?)｣
柊に投票した男子達((終わった…))
磯｢みんな、この投票結果は男子の秘密な？知られたくないやつが大半だろうし女子や先生に絶対知られないようにしないと…｣
殺｢お晩ですぅ｣ﾒﾓﾒﾓ
…
菅｢メモって逃げやがった｣
前｢殺す！！｣
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作者名：田中 | 作成日時：2024年3月20日 20時
