頑張り屋さん(JW 桃) ページ9
疲れた体を引きずって家に戻れば既に電気の付いてる我が家。
｢のんちゃんが連絡しないで居るなんて珍しいなー。｣
さっきまで重かった体がのんちゃんに会えるってだけで軽くなる。
｢ただいまー！｣
｢おかえり！｣
笑顔で私を迎えてくれたかと思えばそのまま抱きしめられる。
｢久しぶりのAやー！｣
そう言いながらニコニコしてるのんちゃんを見て嬉しくなる。
｢お仕事おつかれさま。
最近は雑誌もテレビも沢山出ててがんばってるのが見れて嬉しいよ。……でもちょっと会わなすぎて私も寂しかった。｣
｢Aごめんな？｣
｢なんで謝るの？｣
｢寂しい思いさせてるやん。｣
｢今日会いに来てくれたからそれでいい！｣
｢………なんかA痩せてへん？｣
ここ最近仕事が忙しくてゆっくり休めてないからか体重が少し落ちた。私自身少しの変化だから体重計に乗るまで気づかなかったのに。
｢え、わかる？？ほんの少しだけなんだけど。｣
｢それに寝れてへんやろ？｣
｢え？｣
｢ちょっとだけやけどクマ出来とるで。｣
そう言って私の頬を撫でるのんちゃんが少し切なそうに目を伏せる。
｢Aが大変な時になんもできへんな、俺。｣
｢たしかに最近仕事が立て込んでたけど元気だし
、それに今日のんちゃんに会えたからもっと元気になった！ありがとう！｣
そう言ってのんちゃんの頬にキスをすれば嬉しそうに笑うのんちゃん。
｢Aはがんばりすぎやねん。
もっと俺にわがまま言いや？｣
そのままのんちゃんに抱き寄せられてお姫様抱っこされる。
｢え、あ、ちょっと！？重いから！やめてー！｣
｢ぜんぜん軽いわ！むしろもう少し増えてもええくらいやで？｣
｢のんちゃん！下ろしてって！｣
｢だーめ！今日はAを甘えさせるって決めたんやもん！｣
ニコニコ笑って嬉しそうなのんちゃんを見たら何も言えない私はそのまま大人しくのんちゃんの腕に収まった。
｢のんちゃん。｣
｢んー？｣
｢好き。｣
｢俺も。｣
END
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由真(プロフ) - リクエストですが、Aぇ！groupの小島くんと佐野くんが、ライバル関係を一時休戦して、正門くんをストーカーから守って、最後は二人で激しく消毒する話をお願いします。 (2020年8月1日 9時) (
レス) id: dee5ef993d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2019年4月5日 20時
