◆ ページ34
「……それがAの答え?」
「うん、ズルい女でごめん。」
物分りのいいフリして私は康二の未来も縛ってる
そんなワガママな女嫌になって当然
「めっちゃ嬉しい。」
「え?」
「いっしょに行けへんって言われた時は俺のこと嫌いになったんかと思って焦ったわ〜。」
さっきまでとは打って変わって笑顔を見せる康二
「俺のこと好きやからそうやって言ってくれてんのやろ?」
「当たり前でしょ?」
「せやったらええねん。
何年後になるかわからへん約束でも、Aと繋がれる未来のある約束なら俺それだけでがんばれるから。」
力強く抱きしめられてた腕を緩めて優しく包み込まれる
「Aのこと好きやねん、俺。」
「私も康二のこと好き。」
「Aが俺のこと守ってくれるように俺もAのこと守っていきたいねん。」
「うん。」
「デビューしたらって言ってた約束もう少し長引いてもええ?」
「え?」
「Aのこと全部守れるくらいの男になったら迎えに来るわ!何年かかるかわからへんけど、待っといて!」
「……うんっ!」
「A、好きやで。」
そう言って何度も口付けを交わした
ずっと待ってるよ、康二。
END
康二デビューおめでとう!
ほんとに嬉しい!
以前書いた«選択肢»の話しの軽い続きのような話。読んでなくても繋がります。
女の子の康二の呼び方違いますが(笑)
康二の未来に沢山の幸せが降り注ぎますように。
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由真(プロフ) - リクエストですが、Aぇ!groupの小島くんと佐野くんが、ライバル関係を一時休戦して、正門くんをストーカーから守って、最後は二人で激しく消毒する話をお願いします。 (2020年8月1日 9時) (レス) id: dee5ef993d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみれ | 作成日時:2019年4月5日 20時