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「 あっ…すみません、商品なのに、、 」
「 いいえ、嬉しいです 花も喜んでると思います 」
店頭から出てきた女性はニコッと笑って
そう話してくれた。
「 中国から来たお花で、
花言葉は悲しみ悩みは長くは続かない、きらめき 」
「 このお花は日中しか咲かないですが、
そのあと赤い実をつけるんです。 」
「 だから辛いことも長くは続かないということです。 」
ヒペリカムをつつきながら、
花に笑いかけるようにそう話してくれた。
自分の事のように花の話をする
彼女の顔はとても綺麗だった。
「 ……お気に召されました？ 」
「 …っはい、とても。いい香りで。」
少し沈黙があり、
焦って話題を考えた。
「 あ、えっとここの名前はなんて…？ 」
「 ぷら… 」
頼りなくかけられた看板には見慣れない言葉。
" plage "
… … なんて読むんだろ
「 プラージュです。意味は水辺 」
「 水辺… イタリアかどこかの言葉ですか？ 」
「 フランスです。祖母が好きで。 」
水辺の意味を持つ花屋さん。
花も水を取り扱うことから由来しているのかな、
「 花にとって水は切れない関係だから…？ 」
「 ご名答！お店もこの街とそんな関係にと 」
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ロンジュンメインの連載を始めました〜、
交換留学美大生の設定で話していた
ロンジュンのヨントンから発想をもらい
自分の好きな画家の要素も入れつつと
盛りこみました(笑)
ぜひ楽しんでくださいね〜！
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作者名：すひょん | 作成日時：2023年3月4日 19時
