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ふてくされたチョンロはめんどくさい。
さっきからストローを噛んで
いかにも " 拗ねてますよ〜 " アピール。
どうにかまたチョンロに機嫌を直してもらえるよう、
ある相談をもちかけてみた。
「 ……で、そのAのことなんだけど 」
「 なに？俺には何も話してくれないんでしょ 」
「 チョンロさんに相談が…… 」
「 なになに！！このチョンロ様が聞いてあげる！！」
チョンロの機嫌を治すのは
案外簡単だったみたい、身を乗り出して聞いてきた。
「 Aに、俺はどう写ってると思う？ 」
「 ただの客 」
「 ま、そうだよな 」
「 ……俺は別にそうゆうんじゃないんだけど 」
「 なに？ 」
「 ちょっと、仲良くなってみたいなって 」
「 どうして？ 」
「 いや、別に理由はないけど 」
「 理由もなく連絡したりするのは好きな人にだけって
俺は習ったけど？？ 」
「 ……好きじゃないただ、、 」
「
別に好きとかじゃない、
ただAともう少し話してみたい
彼女の感性をもっと知りたいと思った
この気持ちにまだ名前を付けなくても
いいんじゃないかと、そう思っている。
「
「
「
チョンロは今までどんな恋をしてきたのか、
よく分からなかったが
自分の言葉に自信を持っているようだった。
その証拠に言葉が腑に落ちていた。
……と共に少し嫌な予感がした。
そんなことを考えていると
「 ま、色々自分で考えてみなよ〜 」
「 ロンジュンらしい方法で 」
「 じゃ俺今から行かないといけないから 」
と、珍しくチョンロは足早にどこかへ。
テガルの散歩にしては早いなと思いながらも
氷が解けて薄くなったアメリカーノを
一口飲んで自分らしい方法を考えた。
「 ……誘ってみるか 」
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作者名：すひょん | 作成日時：2023年3月4日 19時
