黒執事×黒子のバスケ【その執事「続編」＿＿】 (ページ42)

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８１. ページ42

あれは＿＿＿＿＿
　
　
赤司様では？
桃井様に見せていただいた写真の方にそっくりですし、髪も‥赤いですし間違いありませんね。
　
でもなぜ赤司様が？
赤司様はここからは遠い位置にいたはず‥
　
　
まあいいでしょう、お話を伺わねば。

　
　
　
「あの…」
　
赤司「ん？君は‥シエル・ファントムハイヴ家の執事君だね。」
　
「なぜ私のことを。」
　
赤司「僕に分からないことなどない。少し待っていてくれるかい？」
　
「はい。」
　
　
　
【数分後】
　
赤司「待たせてすまない、もう大丈夫だ。ここでは少しお話しにくいことでしょうから、私の別荘へ。すぐそこですからご案内しますよ。」
　
「ご丁寧にどうも。」
　
　
【別荘にて】

赤司「さて、桃井や敦に貴方のことは聞いています。真太郎のことで何かあるのでしょう？」
　
「さすが赤司様でございますね、その通りでございます。」

赤司「だがなぜ緑間のことなど君たちが調査しているんだい？事情も無しに女王の番犬がこのようなことはしないはずだからね。」

「桃井様に青峰様を探すように頼まれまして、緑間様という方がこちら(イギリス)にいらしているとお聞きしたもので‥番犬として異国の方に好き勝手されるわけにはいきませんので。」

赤司「そういうことか。まあいいだろう、私たちも真太郎の情報を集めていたところだ。異国の地では現地の方に頼んだ方がいいと聞くからね、よろしく頼むよ。」
　
「ええ、もちろんでございます。ところで、緑間様と高尾様のことについて何かご存知でしょうか？」
　
赤司「もちろんだよ。まず真太郎は人を殺害するようなやつではないよ。
　
それに進学先では高尾君と仲が良かったみたいだからね、殺害などありえない。

が、実際にことが起きているのも事実だ。

僕もいろいろと調べていてね、真太郎が犯人かどうかは定かではないが

彼がどこに行ったのかは僕にも分からないよ。」
　
「そうでございますか。あなたはとても優秀だと桃井様にお伺いしていたのですが、貴方様でも分からないとなると難しいですね…」
　
赤司「力になれずすまない。ただ、君に1つだけ教えておこう。」
　
「何でしょう。」
　
赤司「死神と悪魔になる方法を＿＿＿＿＿＿＿＿＿」