黒執事×黒子のバスケ【その執事「続編」＿＿】 (ページ14)

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その執事、お正月ページ14

A「シエル」
　
シエル「A。どうした」
　
A「あの二人に絡まれて疲れてるみたいだったからな…」
　
「さすがお嬢様ですね。坊ちゃんの変化にお気づきになられるとは」
　
シエル「僕は大丈夫だ。Aは会場に戻ってろ、二人も会場にいないんじゃ来ているやつらに失礼だ」
　
A「シエル…。無理はしないでね？貴方は私の唯一の家族なんだから…(ギュっ」
　
シエル「っ！？・・・。あぁ、大丈夫だ。(微笑」
　
A「そう...。じゃあ私は戻ってる。行くわよ、グリーシア」
　
グリーシア「はい。」←(こういう時のグリーシアのキャラがよくわからん...orz)
　
「坊ちゃん、よろしかったのですか？」
　
シエル「何がだ」
　
「A様を会場に行かせたのには理由があるのでしょう？」
　
シエル「ふんっ。別に理由などない。ただ…、あいつは心配するとき必ず僕を「唯一の家族」だと言う。そう言うたびにあいつはあの日の事を思い出しているんだと思っただけだ。」
　
「A様があの日の事を思い出すと自分も心が痛む…と？バカげていますね。あなた方はもう、檻の外にいるのですよ？あの日のことを思い出しても、その時とは違うんです」
　
シエル「っ。わかっている！だが…やはりAにはまだ厳しい。」
　
A「違うよお兄ちゃん！」
　
シエル「っ！？な、お前!!向うに戻っていろとさっき…」
　
A「お兄ちゃん!!私は確かにあの日の事を思い出すことがあるよ。でも！今はお兄ちゃんもいる、グリーシアもいる、セバスチャンやリジーちゃん、ソーマくんたちもいる！一人じゃないの…。それに私はあの日誓ったの。グリーシアと共にお兄ちゃんの力になるんだって…！だから、だから私は大丈夫だよ！」
　
シエル「A…」
　
「坊ちゃん、もうすぐ０時になります。会場に戻った方がよろしいかと」
　
A「お兄ちゃん…、行こう。みんなの所に。私たちは一人じゃないんだよ＾＾」

シエル「…。あぁ、そうだな。行こう、奴らのところへ」
　

　