19。再会 Jside ページ21
「潤、久しぶりに飲まねー？」
旬との共通の友人からの誘い。
旬は仕事で来れないらしいけど、ゆうちゃんとゆうちゃんの友達が来るからって伝えられた。
友達って誰だよ。と確認したい気持ちを押さえて、「行くよ。」と返事をした。
何度が行ってる隠れ家的な和食のお店。
大将も知り合いのその店に少し離れたとこでタクシーを降りて歩いて向かう。
外の空気が気持ちのいい夜だ。
入り口に誰かが立ってるのが見えた。中を覗いて入るか悩んでるようだった。
見覚えのある後ろ姿に、ドキッとする。横顔が見え、確信して、胸が熱くなるのがわかった。
近づいて名前を呼ぶ。
「Aちゃん？」
自分でも驚くほどの甘い声におかしくなった。
間が長く感じてもう一度呼ぶ。
「Aちゃん。」
ゆっくり振り向いたAちゃんの顔を覗き込んだ。
「どしたの？」
「久しぶり。」
ほっぺが赤いAちゃんに、気持ちは高揚するばかりだった。
「潤くん久しぶり。」
笑うAちゃんにつられてわらう。
２人並んで、門から店までの小道を歩く。
仕事が終わってから来たのか、髪をアップにしてて、赤くなってる耳が見えた。
触れたいと思ったら、高揚してる気持ちが手伝って戸惑うことなく触れていた。
「ひゃぁ！」
「しーっ大きな声出さないの！」
と小声で話す。
小声になったからAちゃんの顔も近づく。
真っ赤になって耳を抑えるAちゃんが可愛くて、いじめたくなる。
「へー。耳弱いんだ。」
否定して真っ赤になって俺の腕を叩くAちゃんを見つめる顔が優しいと自分でもわかってしまうほど、幸せを感じる時間だった。
高揚してはしゃいでる俺を見てる奴がいるとは思わずに。
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まるこ(プロフ) - 友利子さん» アドバイスありがとうございます！そうですよね。そうします！！！ (2015年1月12日 22時) (
レス) id: 97787a6ed9 (このIDを非表示/違反報告)
友利子(プロフ) - 文とセリフの判別が分かりにくいです。「」を使用してみてるいかがでしょうか？ (2015年1月12日 12時) (レス) id: 3612b959dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ
| 作成日時：2015年1月10日 22時
