輩先生と純情びっち【鬼滅の刃】

（33）料理の腕は ページ34

「意外と上手いんだな料理」


「おっっっも」






肩に手置かれてそのまま体重かけられる。

重いんだってば！妨害やめろ！



そういうことするならもっとあざとくしたらどうなの？


まぁ無理か巨体ゴリラには！(悪口)






「今頭ん中で俺のことディスったろ」


「もしかして…あなた私の心が読めるの？！」


「ノリ良いように見せかけて地味に肯定すんな」





あ、今ケチャップライスちょっと食べたなコイツ。


何しに来たのこの人。

邪魔だからどいて欲しいんですけどー。





「邪魔者扱いすんな」


「え、ほんとに考えてることわかるの？」


「思いっきり顔に出てるわ」






頬掴まれた。


せんせいの中じゃ弱めにやってるんだろうけど筋肉バカなの自覚してないの？

普通に痛いから。



まじトミセンといいさねみんといい暴力教師しかいないわけ？うちの学校。


伊黒先生に至っては物理的暴力じゃなくて精神的にやられるタイプ。辛い。



やっぱり私の味方は煉獄先生とカナエ先生だけだわ。








「はいケチャップ自分で付けて」


「えー」


「私がLOVEとでも書いてあげようか？！」


「やめろ」






せっかくサービス精神旺盛だったのにほんと失礼だよねこの人。


JK手作りオムライス＋LOVEケチャップで金取れるような世の中なのにさ。


まぁ私のなんか需要ないのわかってるけど。

それでも悲しい！






「いただきます」


「いただきまーす」






パチンと胸の前で手合わせてスプーンを持つ。


うん、可もなく不可もない普通のオムライス。







「うっま！！」


「……ほんとに？」


「やめろその疑わしい目」






でもちゃんとうまいって言った時先生目輝いた(気がする)からちゃんと美味しいと信じる。


「うまいうまい」って言いながら気がつけば先生のお皿も空っぽ。

食べるの派手に早いね。






「ご馳走様でした。うまかった」


「正直私の料理の腕前なめてたでしょ？」


「うんなめてた」






正直でよろしい。


「皿洗っとくからその辺置いてて」と言われお言葉に甘える。


流し台に置いて、さすがに浸け置きしとかないとと思い水で浸した。







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