変態って、、。 ページ11
次の日の朝は案の定、ユンギは怒ってて、
ユンギ「変態！あっちいけ！こっちくんな！」
と、ベットの端で、膝を抱えて、手を振り回す。
A「へ、変態って、、。はぁ〜ユンギ、、。とにかく、お風呂入ろう、、。」
ユンギ「いい、、。」
A「良くないよ。昨日、あれから、入って無いし、、。僕と入らないの？1人で、入る？」
ユンギ「おお、、う。一人で入れるし、、。」
A「はぁ〜了解、、。じゃあ、僕、一人で入って来るよ？」
ユンギ「勝手にすればいいだろ！」
A「じゃあ、お先に、、。ふぅ〜」
朝から泣かれたら、厄介だな〜と、思ったけど、怒ってるから、まあ、大丈夫だと思って、一人でシャワーを浴びる。
常に、ユンギが居るのが普通過ぎて、最近、シャワーも一人で、浴びれなかった事を思うと、まあ、気楽と言えば気楽、、。
でも、寂しいような、、。
何か、足りないような、、。
子離れするときはこんな感じなのかな〜とか、考えたりする。
A「ユンギ、、出たよ。」
シャワーを浴びて出てくれば、まだ、ユンギはベットの端っこで、テーブルには朝食が置いて有った。
腰にバスタオルを巻いて、僕は鏡で、髭が伸びてないかチェックしてみる。
自分でもガタイいいな〜と思う。
肩幅がしっかりしてるせいか、よく、スポーツマンに思われるけど、どちらかといえば、インドア派？の体系を、見るともなしに見ていると、じっと、自分を見る、ユンギの視線と、鏡越しに目が合う。
A「ユンギ、、。機嫌治った。」
ユンギ「知らない、、。」
ユンギは膝を抱えて、顔を伏せる。
A「はぁ〜。分かった。じゃあ、シャワー浴びて、ご飯食べといて、、。」
そう言って、僕はパンを一つ取って、牛乳で流し込んだ。
一応、特別に僕の分も食事は持って来て貰っている。
チャカチャカと、服を着て、部屋を出ようとして、後ろを振り向くと、ユンギの不安そうな瞳にぶつかる。
A「ちょっと、先生と話してくるから、、。」
ユンギが何か言おうとして、唇を動かすが、言葉は出て来なかった。
本当は僕に出て行って欲しくないのだろうけど、Aとしては先生と話しをしたかったので、ユンギがあっち行けと、言ったわけだしと、色々自分に言い訳をして、
A「じゃあ、シャワー浴びて、ご飯ちゃんと食べてね。」
と、にっこり笑って、部屋を出た。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月30日 20時
