ユンギの方がお金持ち ページ1
A「ユンギ、、。ごめんね。まだ、あの時の事、苦しんでいたんだね。」
ユンギの両手を握って謝る。
ユンギ「ずっと、苦しんでいたわけでもない。ボムギュには謝って貰ったし、。ヒョン、、ゴメン、、。ヒョンだって、苦しんだのに、、。」
Aはユンギを抱き締めて、
「ううん。ユンギをちゃんと、助けなかったから、きっと、心の傷になっちゃたんだよ。ゴメン。僕のせいだ。」
ユンギ「大丈夫、、。ヒョンが俺の側に居てくれたら。俺の記憶に上書きして、ヒョンとの思い出を」
A「勿論、そうするよ。離れないよ。いつも、側に居る。仕事もなるべく一緒に居れるように、考えているから。」
ユンギ「うん、、。」
Aの胸にこつんと、おでこを当てて来るユンギが可愛すぎる。
ユンギ「さっきはごめんね。先生にも愛想悪くて、、。」
A「ユンギはここではアイドルじゃなくて、患者さんだし、暴言とか吐いたわけじゃないんだから、良いんじゃない。寝ぼけたりする事は止められないよ。」
ユンギ「こんな俺、重くない。鬱陶しくない？」
A「何で？こんな甘えて来るユンギが可愛くて仕方ないよ。今日、嫉妬してくれたのも、実は結構嬉しかったりして、、。(*^。^*)」
ユンギ「ホント？」
A「ホント、ホント。いくらでも嫉妬して。僕の事、束縛して。」
ユンギ「いや、其れは只の変態では？」
少し、低くなるユンギの声、、。
A「ふふ、、。いつものユンギだ、、。元気出て来た？」
体を少し離して、ユンギの可愛い顔を見る。
A「ホント、どんなユンギも可愛くて、甘やかしたくなる。何でも言って、何でもしてあげる。」
ユンギ「じゃあ、マンション買って下さい(^−^)」
ニッコリ爽やかに言うユンギ、、。
A「え、、。ユンギ、何億もするマンション持ってるじゃん。」
ユンギ「あれは僕の私物ですから。」
A「そんなの無理に決まってるじゃん。僕、もう、劉家の人間じゃないし、。(T_T)」
ユンギ「ああ、、、そうか、残念、、(*^▽^*)」
A「そうだよ。僕が失業したら、養ってもらわないと。」
ユンギ「それじゃあ、僕の専属マネージャーとして、こき使おうかな？(笑)」
A「え？養ってくれないの？」
ユンギ「どうせ、坊ちゃん育ちで、料理もろくに出来ないんでしょ？働かざる者、食うべからずです。」
A「僕だって、貧乏暮らししてたんだから、少しは家事出来るもんね。」
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月30日 20時
