空港から居ましたが、何か？ ページ10
ボムギュと話しているうちに、あっという間に、病院について、改めて、ここの病院はでかくて、綺麗だなと、思う、、。
ボムギュの運転する車から降りると、後ろの黒塗りの車から、ボムギュのSPリーが下りて来て、ドアを開けてくれる。
Aはちょっと、引きながら、
A「ありがとうございます。久しぶりですね。」
と、一応、挨拶してみた。
リー「私は空港に降り立たれてから、側におりましたので、久しぶりな感じは致しませんが、、。」
ああ、、はいはい、、。
僕が鈍感だから、気付かなかっただけね。
リー「ちなみに、近くでカンがさり気なく、ガードしているのも気が付いていましたよ。」
ああそう、、。ヤな奴、、。
A「じゃあ、僕の車も駐車場に入れといて、、。」
当たり前のように、車から下りて、指示してるボムギュ。
若き皇帝って、感じだな、、。
可愛い顔して、そつがなさ過ぎて、はぁ〜。
黒塗りの車は既に他のSPがどこかに乗って行ったのか、もう、居なかった。
A「あのさ。ユンギの家行った時、SPは居なかったって、ユンギ言ってたけど、本当に一人だったの？」
ボムギュ「う〜ん。一応、マンション前で降ろして貰って、周りには居なかったけど、何所かには居たんじゃないかな？(^−^)
だって、危険でしょ。」
ああ、、やっぱり。ユンギ、、。騙されてるよ。
そこまで、迂闊な奴じゃないよ。
Aの疑わしい目を見て、
ボムギュ「でも、だからって、ユンギさんに何かしようとしたわけじゃないんですから、良いでしょ。防犯上、僕は全く、一人で出歩くなんて、出来ないだけですよ。」
A「ふ〜ん」
疑わしそうに、見るAに、
ボムギュ「そんな事言って、ヒョンだって、カンが警護してるでしょ。」
A「僕は頼んでないよ。今、リーさんに聞いて、初めて知った。だって、給料払ってないもん。」
ボムギュ「おじい様が払ってると思いますよ。ヒョンは世間知らず過ぎです。」
A「どうせ、僕は世間知らずの嫌われ者のボンボンですから、、。」
ボムギュの可愛い大きな目が、細くなる。
ボムギュ「はぁ〜もう、いじけてないで、行きますよ。」
A「は〜い。(-_-)」
１５も離れているのに、仕切られてる僕っていったい、、。
病院で、特別にケータリングを頼んで、ランチをボムギュと食べながら、色々と、話を聞けば聞くほど、ボムギュの狡猾さに舌を巻いた。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月8日 14時
