開場からの脱出 ページ29
カンがユンギを起こさないように、しっかりお姫様抱っこで歩く前をリーが悠々と、歩く。
RMとAもその後を歩いていた。
RMには警備の人と話して貰う為。
もし、呼び止められたら、間違いなく、怪しまれる。
まあ、危険何て、建物の中ではないから。
外に出てからは、警戒しないといけないが。
カン「相変わらず、仕事にそつがないね。」
リー「この仕事で、安全な出口を把握するのは基本中の基本だろ？」
無表情のまま答えるリー。
カン「俺はプライベイトのつもりで来てたんでね。」
リー「クライアントとお友達だったっけ？そこの姫様とも友達か？」
鼻で嗤って、リーが言う。
カン「ふん！ボムギュとお前の関係とは又、違うさ。同じ年だし。ユンギは、、ほっとけないだけかな。」
りー「まあ、俺は任務を遂行するだけだ。駐車場に出るぞ。誰が居るか分からないし、これ掛けといて」
リーから、シーツみたいなのを渡される。
RMがそれを、頭からすっぽりユンギに掛けて、自分もサングラスとキャップを被る。
変装していても、何となく、RMって分かるけど、まあ、いざとなれば、おとりになりそう。
駐車場は警備の人がかなり多くて、ファンも簡単に通れそうになく、みんな安堵の声を上げた
が、やっぱり、怪しいのはこちら側で、警備の人に声を掛けられた。
勿論、こんな時の為にRMが居るのだから、対応して貰って、Aの車にユンギを乗せる事に成功。
まあ、ファンもまさか、黒のベンツにユンギが乗ってるとは思わないだろう。
Aの膝枕で、寝かされながら、やっぱり、起きないユンギ、、。
A「カワイイ、、ユンギ、、。」
ボムギュ「ヒョン、、。よだれ、、。」
ボムギュが意地悪を言う。
A「出て無いよ＜(｀^´)＞まあ、今日はアリ(´･ω･)(´_ _)ガト♪明日も来てね。」
ボムギュ「はいはい(-.-)では、又、明日、、。」
と言って、後部座席のドアを閉めてくれる。
カンの運転で、ゆっくりと、車が動き出す。
そのまま、armyが出待ちしている間をゆっくり通り過ぎた。
A「はぁ〜スパイ映画みたいにドキドキするね。」
カン「まあ、アイドルと付き合うんですから、これぐらいは序の口でしょう。」
A「そうだね。はぁ〜。ユンギ、眠れてないのかな。心配。寝顔が可愛いのは良いんだけど。」
カン「はぁ〜。惚気るのは二人でやって下さい。」
A「え〜。惚気るのは第三者じゃないと、面白くない(・´з`・)」
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月8日 14時
