一路、韓国へ ページ3
Aは結局、エブラハムさんのプライベートジェットが、韓国に行くって言うので、それに乗せて貰う事になった。
カン「どこまでも、ムカつくぐらい、贅沢な人ですね
A「だって、痛いし、人、いっぱいだと、怖いじゃん。」
カン「は？あなたは何歳なんですか？だったら、アラブ首長国連邦で、そのまま、手術したらよかったのに。」
A「ユンギが寂しがるから、、。まだ、不安が酷くて、、。」
カン「それは仕方ないですね。」
かんがあっさり、納得する。
A「いつの間にか、すご〜くユンギに甘いよね。」
カン「だって、可愛そうじゃないですか。見てられませんよ。あんなに追い詰められて。いい大人が、逃げようとするから( 一一)」
A「チョー反省してるのに、すっごく攻めて来るよネ。僕、泣いちゃうよ。」
カン「あなたはユンギさんが流した分の涙以上に、苦しむべきですよ。」
カンが憮然として言う。
A「親友なのに冷たい、、。」
カン「大人なのに、情けない、、。」
A「う、、。あっ、奥さん、怒って無かった？急に韓国だし。」
急に調子を変えて、聞いて来るA。
カン「まあ、結婚しても、お互い仕事ありますから。」
A「そんな事言ってると、逃げられるよ。奥さんに」
カン「あんたじゃ、あるまいし、、。」
呆れたように、呟く。
A「僕だって、凄く、辛かったんだよ。ボムギュとだよ。」
カン「だから、あんたが悪いんでしょ。３ヶ月も音沙汰無ければ、自棄にもなりますよ。
あなたに対する面当ても有ったのかもしれませんよ。
誰でもそんな気持ちになって、当然です。
むしろ、１年も待てた事の方が奇跡でしょ。」
A「あんなユンギの顔見て、殺してくれとまで言われたら、申し訳なさで、いっぱいだよ。
だから、ボムギュと話す気になった。」
カン「やり過ぎましたが、ユンギさんの痛みだと思って、耐えてくださいね。」
A「はぁ〜整形だってした事無いし、怖い、、。」
カン「まあ、その顔だったら、整形は必要なさそうですしね。まあ、頑張って」
A「へ〜い」
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月8日 14時
