ボムギュといると、素になる、、。 ページ18
ホテルについて、ボムギュとランチする事にして、リーとカンも一緒に誘う。
やっぱり、側には居るらしく、５分でカン達は姿を現し、軽い格好の僕達と、スーツにサングラスの男2人と言う、いかにも、雇い主とSPにしか見えない４人が食事の席に着く。
カンは気にしてなかったが、リーさんは
「私は結構です。」
と、始め断っていたが、
ボムギュに
「仕事の一巻だから。」
と、言われて、渋々席に着いた。
カンが珍しく、くすくす笑って、上機嫌だった。
確かに、リーさんが、ランチの後の、ジェラートを嬉しそうに食べている姿は不思議だった。
カン「こいつ、昔から、酒飲めなくて、代わりにジュースとか、美味しそうに飲むんですよね。」
カンはお酒飲んでも、何もかわらないから、面白みもないけど、、。
ボムギュ「いいじゃないですか〜そんなとこが僕、気に入ってるんです。ふふ。」
心なしか、リーさんの顔が赤い、、。
だから、一緒に食べたくないのか、、。
まあ、雇い主とSPがご飯を一緒に食べてるのも、変か、、。
でもまあ、他のSPが回りに居るし、良いよね。
A「その節はユンギがお世話になったようで、、、。(^−^)」
リー「グフッ、,ごほっ、、ごほっ。」
リーさんが激しくむせた。
クスっ。ちょっと、いい気味、、。
ボムギュ「ヒョンて、意外と、黒いですね。＜(｀^´)＞リーは僕の言う通りにしただけで、悪くないのに、、。」
A「いい大人が少しは助言してくれても良かったのにな〜とか、思って、、。」
自分でも嫌な言い方してると思うけど、最近、みんなに責められるから、ちょっと、八つ当たり、、。
リー「その事については弁明は致しません。」
表情を硬くして、いつもの表情を作るりーさん、、、。
はぁ〜。つまんない、、。
結局、僕だけが子供みたいに、八つ当たりしてるだけか〜。
ボムギュが珍しく、顔を強張らせて、睨んでくる、、。
ボムギュにとっては、お父さんみたいな存在なのかもしれない。
３歳には父は出て行って、居なかったのだから、、。
ここは素直に謝ろう、、。
A「終わった事をグチグチ言って、すいません。我儘な弟で、ご迷惑おかけしました。」
と、頭を下げる。
ボムギュは急に僕が頭を下げたので、
ボムギュ「ヒョン、本当にごめんね。それと、リーも、変な事はもう頼まないから、、。」
リー「そうして頂けると、私も助かります。」
と、穏やかな表情を見せた。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月8日 14時
