信用が無いです。(T_T) ページ17
２日後Aは予定通り、退院して、今はボムギュの車の中、、。
ユンギはコンサートの打ち合わせで、今日は来れず、何度も、カトクが入っていた。
ユンギ・・・何時になっても、絶対会いに行くから、ホテルで待ってて、、。
A・・・うん、待ってるよ。
ユンギ・・・絶対だから、、。
A・・・分かってるよ。(^−^)
ユンギ・・・やっぱり、夜遅くは迷惑？
A・・・別に、特にする事も無いし、、。
(本当は山積みの仕事仕上げて、メールで送らなきゃいけないから、どうせ、寝てる場合じゃない。)
ユンギ・・・あっゴメン、、。又、後で、、。
仕事中にして来てるのか、頻繁に連絡来るけど、短い、、。
て、言うか、信用ない、、。(T_T)
ずっと、携帯繋がるか、確認されてる？
A「はぁ〜。」
ため息を付いて、窓から、外を見る。
バックミラーには黒塗りのセダン、、。
A「気を付けて見て見れば、確かに、常に側にいるよね。リーさん。」
ボムギュ「嫌なら、もう少し、離れさせますが、、、。」
A「いや、いい、、。どっちでも同じだし。どうせ、カンもどこかで、見張ってるんだろうし。」
ボムギュ「体にチップ埋めといたんで、何所にも逃げられませんよ。」
A「(; ･`д･´)まじか」
ボムギュ「冗談ですよ。(^−^)」
A「手術もしたし、お前が言うと、冗談に聞こえない、、。」
ボムギュ「いっその事、そうしたら、ユンギさん、安心するんじゃないですか？」
A「コワ！マジ、怖いわ〜。それはそうかもしれないけど、僕の人間としての尊厳は？」
ボムギュ「ユンギさんの安定に比べれば、そんなものはドブにでも、捨てて下さい。」
ボムギュの冷たい横顔、、。
みんなユンギの味方で、僕の味方は皆無、、。
敢えて言うなら、ユンギだけ、、。
そうだな。
ユンギに信用してもらう為に、スマホのGPS機能で、何所に居るか、確認出来るようにはしとこうかな、、。
車の外を見ながら、黄昏る。(たそがれる)
誰かが言ってた。
信用を失うのは一瞬。
取り戻すには５年以上、、。
先は長いな、、。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月8日 14時
