ユンギの側に ページ12
ここに来た時のユンギを思い出す。
確かに、不安感が拭えない感じだから、なるべく、安心出来るように、接したつもりだったけど、、。
それだけじゃ、もう、だめなの？
息が苦しい。空気が重い、、。
ユンギ、僕はどうすれば良い？
Aの表情を見ながら、それでも厳しい顔で、後を続けるRM。
RM「このまま仕事を続けるのは厳しいと、事務所も判断して、ソウルの追加公演が終わったら、少し、休ませようかと、、、。」
A「そうですか、、。」
RM「幸い、ジンヒョンもそろそろ、除隊なんです。まあ、今度は、僕とJ−HOPEが行く予定ですが、、、。」
Aは自分は兵役に行って無いので、良く分からないが、頷く。
RM「で、２か月、前と同じように休暇にして、ユンギヒョンはAの側で、治療を、、。」
A「え？ユンギは徴兵検査受けないの？」
RM「受けますが、元々、鬱傾向もありますし、今の状態は特に良くないので、社会奉仕に、なるんじゃないかと」
A「そう、、。」
それはまあ、良かった、、。
良くないのかもしれないけど、、。
RM「それで、手術前にこんな話、どうかとは思ったのですが、ユンギヒョンをそちらで、預かって貰おうかと、、。」
A「あ、、。僕は構わないけど、ユンギは其れで大丈夫なの？」
RM「メンバーも休暇中は個人の仕事とか、バカンスとかに行きますし、ユンギヒョンは実家に帰るよりも、貴方と居た方が、安定すると、考えました。」
A「病院は行ってるの？」
RM「昨日、行ったんですが、先生は恋人とかは、別れたりすると、更に酷くなるといけないから、親元へとも言われたんですが、ヒョンはあなたと居たいだろうし、貴方も当然、責任は取って下さると、、、。」
そう言って、RMの目がAを射抜くように、見つめた。
A「僕は当然、一生、一緒にいる覚悟はあるよ。ユンギのおかげで、家族とも和解出来たし。」
RMがふーと、息を付いた。
RM「良かった(*^▽^*)肩の荷が下りました。無理って言われたら、それはそれで、考えないとと、思ってて、、。」
A「身内にも、友達にも、ずっと、お前が悪いって、責められてるよ。お祖父ちゃんもユンギには感謝してるって、言ってるし、、。」
Aは笑ってみたが、上手く笑えなかった。
今すぐ、ユンギを抱き締めて、謝りたい、、。
RM「じゃあ、僕はこれで、、、。ああ、、お見舞いも無くすいません。」
いまさら？
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年8月8日 14時
