我慢の限界は突然来る ページ6
Aはボムギュに動揺していると、思われないように、食欲も無いのに、無理に、朝食を胃に押し込んだ。
A(味なんて、分からないや〜。はぁ〜。ユンギに会いたい、、。でも、会えない。」
ぼ〜としていると、
ボムギュ「今日はどちらかへお出かけですか？」
A「あ？ああ、、おじいさまに頼まれてた工場の視察。作業効率とか、システムの状況とか、工場長と話してくる。」
お前に言う必要あるか？
ボムギュ「僕もご一緒して良いですか？」
A「君は君の仕事があるでしょ？任せていた子会社の経営状況の悪化の原因分かったの？」
側に居ると、マジ、殺したくなるから、止めて欲しいな〜。
ボムギュ「分かってるくせに、意地悪ですね。」
そう、分かっている。
こいつが経費、着服してるせいだ。
分かってるから、おじいさまに知られる前に、自分で何とかしろって事なんだけど、、。
バカなの？ねえ、バカなの？
A「とにかく、一週間後、視察が有るから、何とかして下さい。」
はぁ〜。ボムギュがこんなんじゃ無ければ、僕が呼び戻される事なんて無かったかもしれないのに。
ボムギュ「は〜い。」
母の前だからか、素直で可愛い振りをするボムギュを心底、憎らしいとAは思う。
ボムギュが食事終わったのか、Aの側まで来ると、耳元で囁く。
ボムギュ「昨日、やっぱり、恋人に電話してたみたいじゃないですか？」
思わずAの肩がビクッと震える。
そして、急に低い声で
ボムギュ「調子に乗ってると、あんたの恋人めちゃめちゃに犯すぞ。」
”ブチ！！”
Aの頭の中で、何かが切れた。
母「きゃー」
気が付くと、Aはボムギュの胸倉を掴み、机に有った食卓ナイフを振りかざしていた。
ボムギュは笑いながら、
「ははは、、。ほら、やっぱ、恋人じゃん！」
カン「A様。おやめください！」
いつの間にか、カンがナイフを持った腕を掴んでいる。
Aは苦々しく思いながら、ボギュムを掴んだ腕を軽々と、横に振った。
まるで、ボムギュが人形のように吹っ飛ばされて、２メートルは飛んで行った。
駆け寄る他のSPと母。
母「何て事するの！」
母は普段大人しいAの行動に驚きを隠せず、大きな目を見開いて、手が震えている。
Aは今まで誰も見た事が無いような凍るような、瞳で、
A「警察に突き出されたくなかったら、そのド変態を病院か、部屋に閉じ込めといて下さいよ。(笑)」
母「何言ってるの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 255人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ユンギ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sumiko
| 作成日時：2020年7月20日 8時
