シェリーとボス ページ24
ボス「結局、お前は自分で、自分に課した禁を破ってんのな〜」
ボスが、ベットから起き上がって、シルクのガウンだけ羽織った状態で、吸ったタバコ煙が、ユラユラと上がっていくのを眺めながら、呟く。
鶯色のガウンが、肩まであるサラサラの、少し碧がかった銀髪の髪と調和している。
まさに、アニメの世界から出てきたようなボスの姿に、最初はみんな驚く、、。
しかも、目元にザックリ１５�僂發△蹐Δ�という傷。
でも、それが鋭い目つきとやけに合っていて、色気がある。
ニヤリと哂う顔が吸いこまれそうで、シェリーはボスから目が離せない。
シェリー「ユンギさんは強いですけど、まるで、強い木が反って、突然、大きく折れるように、折れてしまいそうで、ほっとけないんです。」
ボス「惚れたのか？そうなら、そいつから、奪ってしまえば良いんじゃない？」
クククっっと、楽しそうに哂うボス、、。
歳の頃はAと同じ３５歳ぐらいか、、。
誰も、ボスの歳は知らない、、。
シェリー「私はボス一筋です。知ってるくせに、、。」
ボス「俺はモテるからね、、。くくく、、」
ボスはモテる、、。
ここで、働いてる子を、定期的に、ボスは抱くけど、感情はない。
品質保持だとか、言ってるけど、、、
でも、女の子から、拒否も出来るし、なんなら、逃げても追いかけないし、好きにすれば良いって、ボスは言う。
裏切って、秘密さえ、外に漏らさなければ、、。
ボス「なんなら、みんな逃げてかねえかな。そしたら、こんな商売止めるけどな、、。」
ボスは、そうとは言わないけど、半分、人助けみたいなもので、ここは１日に取る客は１人だし、学校だって、行きたければ行ける。
客層を絞って高く取る事で、負担は軽い。
ここに来る子なんて、親に売られたり、自分で、破滅しちゃった子が殆どだから、只、逃げたって、
もっと、酷い所で、働く事になり兼ねない。
だから、この一風、変わったボスを好きな子は沢山いる。
いや、働いてる子は殆ど、好きだろう。
男のスタッフだって、ボスが好きで働いてると、シェリーは思ってるけど、、、。
シェリー「私なんて、眼中に無いんでしょ？」
ボス「(*￣▽￣)ﾌﾌﾌｯ♪まあ、気に入ってる方だろう？」
シェリー「この力のおかげで、お呼ばれは多いですけど、、とにかく、ユンギさんはほっとけないだけですから」
ボス「はいはい。」
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年7月20日 8時
