それぞれの道 ページ44
カンさんに、罪は無い、。
でも、あたる人が居なくて、誰にも、このやり切れない気持ちをぶつけられなくて、つい、甘えてしまった。
カン「すいません。」
やっぱり、Aみたいに謝るんですね。
すぐ、謝る世代なんですか？
ユンギ「いえ、僕こそ、すいません、、。年上の方に失礼な言い方して、、。ただの独り言、、愚痴です。」
カン「あの人はあなたを諦めなくてはいけないと、思いこんで、でも、きっと、諦め切れなくて、苦しんでると思います。
昨日、あんなに嬉しそうに笑うあいつを、久しぶりに見たんです。」
急に、トーンが変わって、同級性の顔になった気がした。
そうか、チングだったんだ、、、。きっと、ＳＰとして居ながら、友達としても過ごしてたんだ。
カン「もう、孤独に苦しむあいつを見るのは辛い、、。でも、そうですね。約束が無いのに、待つのも、辛いですね、、。」
ユンギ「俺は待ちません、、。でも、俺達に未来があるなら、きっと、又、道は交わると思うんです。Aが俺を迎えに来てくれたら、その時は、、。」
その後を続けると、又、涙が出そうだった。
ユンギ「話、聞かせて頂いてありがとうございました。本当に救われました。Aが俺を愛してくれてるって、分かっただけで。」
車を降りて、深く、車に向かって、頭を下げた。
去って行く車の運転席のカンさんのサングラスから、綺麗な雫が一瞬見えた気がした。
A、、ヒョン、、貴方の側にカンさんが居てくれて良かった。
俺の側に、チームのみんなが居るように、、。
”カトクです！”
スマホが鳴る、、。
ＪＫ・・・今、どこですか？
ユンギ・・・マンションに着いた。
ＪＫ・・・部屋に着いたら、連絡下さい。�好劵腑鵑�不安がって、寝ないんです。ヒョンの顔見ないと、安心出来ないみたいで、、。
ユンギ・・・分かった、、。
ホント、、、面倒なマンネ達だな、、。俺はお前たちのオンマじゃないぞ、、。(笑)
部屋に帰って、連絡すると、すぐ、�垢�来て、ドアを開けた途端、ユンギに抱きついて来る。
�后屮罐鵐�ヒョン！すっごく、すっごく、心配しました。」
俺より大きい男が、甘えるように、顔に頬を擦り付けて来る、、。
はあ、、、君、、、何歳よ、、。
まあ、こういうトコが可愛いんだけど、テテは、、。
その後ろで、困った顔で、微笑むＪＫ、、。
ああ、、どっちがヒョンなんだか、、、。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年6月25日 17時
