迷子のユンギ ページ16
思えば、Aの連絡先も知らない、、。
もう、会えない、、。
もし、又、会えるとしたら、個展に行くしかない、、。
でも、普通にスルーされるかもしれない、、。
もう、関係ない、、。俺の事なんて、、。
普通に呼び出されて、文句言って、抱かれて、文句言って、いつも、あいつはすぐ謝る、、。
優しい笑顔で、、。
「ごめんね。愛してるよ、、。」」
ずっと、言われてたから、SDカードを渡せって言いながら、あいつは俺を手離す気ないって、無意識に思ってた。
２か月、会えなくて、でも連絡有ったから、会いたかったって言ったから、、、。
何を期待してたんだろう、、。
涙が止まらない、、。
俺、今、どこ、歩いてんだ、、。
家、どこ、、、。
「ユンギさん、、。」
突然、声を掛けられて、ごくりと、唾を飲む。
このごつい、いかつい人はスーツに、サングラス、、、。
ユンギ「あっ、ヨンさん、、。」
いつも、警備してくれているSPのヨンさん、、。
ヨン「ああ、、見つかりました、、。あっユンギさん、、。後で、また、連絡します。」
ユンギが気が抜けて、座り込んだのを見て、コードレスマイクに話していたのを、中断する。
ユンギ「何で？」
ユンギを起こしながら、ヨンが言う。
ヨン「皆さん、心配していますよ。いくら、お休みと言っても、昨日から、１８時間以上も誰も連絡が取れないんですから。」
ユンギが携帯を見ると、電源が切れている。
多分、みんなが連絡し過ぎて、充電が切れたんだろう、、。
電源が切れると、自動で、会社に位置情報が送られる。
防犯上、そうなってる。其れで、迎えに来てくれたんだ、、。
そうか、俺は1人で歩く権利もないか、、。
いや、そうやって、守って貰ってんのに、感謝しなきゃな、、。
実際、おうちが分からなくなってたし、、。
そう言えば、夜だ、、。
俺は家まで送ってもらった。
マンションの前には、ジン以外のメンバーが待ってた。
ジンヒョンは徴兵に行ったから、、。
JKが走ってくる。ジミンも走ってくる。二人が抱きついて来たと思ったら、
�后屮劵腑鵝�
と、�垢�突進してきた。
全く、こいつらはご苦労なこったな、、。
マンションの玄関には安心したように微笑むRMとJ−HOPE。
ユンギ「ゴメン。心配掛けた、、。」
安心して、涙が出てくる、、。
JK「どうしたんですか？お腹いたいんですか？」
ジミン「子供じゃないんだから、それはないでしょ。」
J−HOPE「さっ帰りましょ。」
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年6月25日 17時
