新しい恋？昔の愛？ ページ8
セナ「はぁ〜。どうしたい。ジン、、。キム、ソクジン。今更、責任を取るとか、取らないとかでも無いだろう。私の事、好きだったか？違うだろ？もう、忘れろ、、。」
セナは冷静な顔で、ジンに向き直っていった。
ジンはその顔が、仮面に思えた、、。
全てはジンの為に、、、。今なら、分かる、、。自分の事はさて置き、只、ジンの夢を叶える為、思いを断ち切って、ジンが新しい世界に行くために、セナは自分を、、、。
それほどに、深い愛だったと、今は分かる、、。
あの時は考えている余裕は無かった。
ジン「あのさ、、。もう良いよ、、。俺の事、好きだって、言ってよ。」
セナの瞳が揺れる、、。
セナ「お前の重荷になる気は無い、。そんなに弱くないよ。私は、、。全ては私の自己満だ。気にしなくていい。」
優しくて、寂しそうな笑顔、、。セナは何で、こんなに強いんだろう、、。昔から、、。づっと、俺の側で、いつも、この挑戦的な目で、常に、正しくあろうとしていた。
ジン「俺はお前と始めたい、、。あの時、見ないようにしたお前の心と向き合いたい、、。」
セナ「何言って、、。」
スーと、流れるセナの涙、、、。
セナ「失恋したばかりだろう、、。」
ジン「うん、、。だから、慰めてよ、、。あの時みたいに、、。(^▽^;)」
セナ「だから、来てるんだろ？毎日、、。」
呆れたように、言うセナ、、。
掴んだ腕を引き寄せて、kissした。
セナ「は？」
びっくりして、セナがジンを見る、、。
ジン「思い出した、、。セナと寝た日、俺はお前を好きになった。どうしようもなくて、封印したけど、、、。もう、解放しても良いよな、、。」
セナ「何だそれ。単純だな、、。」
セナの目から、次々、涙が流れる、、。
ジン「お前、分かってる？自分が凄い美人で、みんなが、声かけづらいくらいなんだって、、。俺もワールドハンサムだから、丁度、お似合いだけど、、。」
セナは小刻みにうなづきながら、
「そう言えば、しょっちゅう、ＴＶで、そんな事言ってたな、、。ホント、面白い奴、、。」
ジン「ヤー男前は本当だろ？整形外科医も認める美形なんだから、、、。」
セナ「そうだろうね、、。」
セナがバカにしたように、棒読みで言う、、。
ジン「本当だって、、。」
セナ「ふふ、、。分かってるよ、、、。でも、私はジンの変顔のが好きだけどな、、。」
ジン「じゃあさ、違う顔も堪能してよ、、。」
ジンはセナを押し倒した。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年5月22日 21時
