ジンの告白 ページ34
ＲＭが退院して、休みも終わり、カムバックまでの怒涛の日々が始まった。
ＪＫが時々、ＲＭと�垢�仲良さげに、寄り添うのを見て寂しそうに、目を伏せるのを見ると、心が痛んだ。
ジンはもう終わった事だし、婚約者はいるし、子供までいる事まで分かった今では、あんなに苦しんだ日々が嘘みたいだけど。
ジミンとＪＫはまだ、心が痛むのだろうか。
気が付けば、シュガとJ-HOPEもいつも、寄り添って、コソコソ話しては微笑み合って、何なら、J-HOPEのシュガの腰に回した手がやらしいんだけど、、。
ＪＫと�垢�イチャイチャしてる時は、ピコピコハンマーで叩いたりしてたのに、シュガとJ-HOPEはあまりにも大人な雰囲気過ぎて、つっこめない。
ジン「君たち、もしかして、付き合ってるの？」
それでも、気になって仕方ないので、聞いてみる。
「ふふ、、そう見えますか？」
J-HOPEはそう言いながら、シュガの両手首を後ろから掴むと、首元にkissした。
シュガは真っ赤になって、暴れるけど、先に、腕を掴まれているから、動けない。
「ふ〜ん。やっぱ、付き合ってるんだ。」
ジンの大きな目が細くなる。
何か、凄く悔しくて、つい、自分も幸せなんだと言いたくなった。
「僕さ、結婚しようと思ってるんだけど、、」
ジンが呟く、、。
ふん！驚け！
「何言ってるんですか？僕達、アイドルですよ。それに相手見つけてから言って下さい。」
シュガが鼻で嗤って、バカにしたようにジンを見る。
ああ、、そう。そう言う態度に出るんだ。
「隠し子が居たんだ。知らなかったんだけど、最近、分かったんだ。」
ジンが精一杯、真剣な顔で言ってみる。
「またまた、、、そんな冗談、、もしかして、本気にさせて、『な〜んて』なんて、言うんじゃないですか？」
J-HOPEは笑いながら、おばさんみたいに手を振る。
「いや、極めて真剣。僕の真剣な目を見て。シュガは元ルームメイトだから、僕の本気分かるよね？」
ジンが言うと、J-HOPEがシュガの両手を離した。
シュガ「何か、振られて、グチャグチャしてたのに、毎日、ソワソワしてるから、変だとは思ってましたけど、バカですか？」
「はぁ？何、その言い方！」
ジンがムッとして言う。
シュガ「何で、避妊してねえの？バカ、バカ、どうせ、ろくな女じゃねえだろ！隠し子なんて。」
シュガに突然、侮辱されて、セナの事そんな風に言われて、思わず、手が出そうになる。
でも、J-HOPEの泣きそうな顔に留まった。
ジン「ゴメン。」
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年5月22日 21時
