BTL番外編（ジンside）2 .・・・・・ジンとテテの続きです。 (ページ33)

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ジンのコンプレックスページ33

ジン「もう、何で、みんな、肩幅広いってばっか、ディスって来るの？良いじゃん。カッコイイでしょ？男らしいとか思わないの？こんな男前なのに、、」
と、膨れて、口を尖らす。

セナ「男前でスタイルいいから、何かしら言いたくなるんじゃないの？ふふ、、ホント、拗ねて膨れてる顔、可愛いよ。」
そう言って、鏡越しに笑いかけて来る。

「私は全部好きだけどね。肩幅も可愛いすね顔も、ふざけてるようで、周りをよく見て、盛り上げてる所も。実は冷静で、緻密なとこもね。」

「////。急に褒められると、照れるじゃん。それにハンサムってとこだけ無いんだけど。」
ジンが照れながら、抗議すると、

「そこは本人が自覚してるんだから問題ないでしょ？
ジンはスポーツ万能で、頭も良いし、包容力もある。いつも、モテ男だったからね。」
セナの優しい微笑が何かジンの心を温かくする。

セナ「それなのに、ワザと、顔の事ばっかり言ったりして、コンプレックスがまる分かり。」

ジン「え？」

セナ「ＢＴＳのみんなは、何か、ずば抜けてる人ばっかりだからね。ジンだって、十分凄いのに。はい。さらに、カッコ良くなったよ。」

サナが後ろからジンの顔を持って、鏡に向けると、自分の顔のを側に寄せる。

ジン「セナって男前だな。」

「それは私に喧嘩売ってるっって事かな～」
そう言ってセナがジンのほっぺを軽く摘まむ。

「いや、そうじゃないよ。いつも、落ち着いてて、カッコイイなって事。」
ジンが急に真顔になる。

「ジンだって、すっごい怖がりの癖に、殺人予告受けたジミンちゃんを守ろうとしたし、バンジージャンプも飛んでたし。
いざとなったら、チャンとする良い男だよ。
自信持って。
ホントはみんなジンを頼りにしてるよ。」

ジンは今回のパク議員の件で何も出来なかった事。

Ⅴとの事で、逃げ出してしまった事を悔いていた。

「ジン、、人はさ。タイミング悪かったり、逃げ出したい時もあると思う。
問題はさ。反省して、ちゃんと、前に進めるかどうか。」

ジンは黙って立ち上がると、セナを抱き締めた。

ジン「僕、、まだ、長男として、みんなに出来る事有るかな。」

「ジンはこれからいくらでも必要になる人材だと思うよ。とにかく、今日はみんなのとこ行って、安心させたあげて。周りが騒がしい時ほど、ジンの冷静さと、明るさが役に立つと思うからさ。」
セナの優しい声が心に響いた。