なかなか一緒に居られない ページ28
セナはそれから、ソウルで研修があるとかで、暫くジンのマンションにいた。
ジンと言えば、ＲＭが意識を取り戻さないので、みんなで暮らしてるマンションを行ったり来たりの生活。
それにしても、このままではマスコミにバレるかもしれないから、たまたま同じマンションの空いた部屋をセナ名義で買って、そこから通うようにして貰った。
ジン「なぁ、ジーナはいつ来るの？」
ベットで、2人並びながら、ジンがセナの腰に回した手で、お尻を撫でながら囁く。
セナ「う〜ん。まあ、こっちの仕事が落ち着いて、学校始まってからかな。」
ジン「おお、、？何してんの？」
セナがジンのお尻を服の上からヾ(・ω・*)なでなでしている。
セナ「ジンだってしてるから、お返し。」
ジン「男のケツ何て触って嬉しい？」
セナ「う〜ん。いい形してるな〜て。さすが、鍛えてるだけあるね。」
ニッコリ笑うセナはやっぱり綺麗だ。
ジン「そんな事するんだったら、こっちにしてよ。」
と、セナの手をジンのモノの方に持って来る。
セナ「ん、、。そうじゃ無いんだよね〜。」
まあ、やたら、触って来る子もびっくりだけど。
セナ「やっぱ、こっちかな？」
そう言って、ジンの顔を両手で包んで、唇を合わせる。
ジン「ん、、ちゅっ、、セナ、、」
セナ「ん、、」
”じ〜じ〜ぶ〜ぶ〜”
ジン「ああ、、もう、何？」
ジンがイライラしながら、スマホに手を伸ばす。
セナは笑って、それを眺めている。
ジン「ん？何？どうしたの？」
イライラしてたと思うのに、電話に出る声は優しかった。
何か、大変な事が有って、メンバーには優しくしたいと思ってるのが分かる。
ジン「ゴメン。ちょっと、メンバーの所に行かなきゃいけなくて。」
セナ「ん、、行ってらっしゃい。気を付けてね。」
優しく微笑むセナに、いつも、大人対応で、我儘言わないセナは本当に助かるなってジンは思う。
名残惜しそうに、少しだけ深いｋｉｓｓをして、ジンは慌てて、服を着て出て行く。
その真剣は横顔が余りにも美しくて、セナも思わず見とれてしまう。
一度、出たジンがドアから顔を覗かせて
ジン「セナ、、又、いつ、居るか、カトクして。なるべく、帰って来る。」
セナ「うん。今日は泊まる。」
ジン「分かった。僕はどうなるか分からないけど。じゃあ。」
セナ「いってらっしゃい」
そう言って、閉まるドアを見ながら、ここって、一人には広いな〜と呟きながら、セナは目を閉じた。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年5月22日 21時
