何か、ムカつく、、。 ページ17
ジン「何か、すっごい元気出たな〜」
セナ「何？急に(笑)」
ジン「いや。何か、すっごく、暗いとこずっと歩いてるような感じだったから、、。」
セナ「テテちゃんに失恋したから？」
ジン「ホント言うと、その前から。」
セナ「どういう事？」
ジン「何て、言うのかな、、。始めは殆ど、無理やり見たいな感じで、、。そんな関係になっちゃったんだけど、好きになって、気が付いたら、周りは、ライバルばっかりで、イライラして、意地悪したり、怒ったり、泣いたり、焦ったり、自分の事嫌いになりそうだったから。」
セナ「そっか、、でも、好きだったんだから、楽しい事もあったでしょ？」
ジン「うん。でも、辛い事の方が多かったかな。始めから、無理な気がどこかでしてた。何か、どこか、掴み切れない気がして。なのに、無理に自分の方に向かせようとして、」
セナ「まあ、私も、ジンの子供、無理やり産んだみたいなもんだから、似たモノ同士なのかな。」
ジンが涙を流すのを見て、無理やり、セナが自分の胸にジンの顔を押し付ける。
セナ「ジンは悪くないよ。好きになったら、そんなもんだよ。ジン、、」
ジン「うん、、。悲しいんじゃないんだ、、。耐えてたから、嫌な自分にも、上手くいかない状況にも、、。やっと、息が普通に出来た気がする。やっと、苦しい舞台から、下りれて、嬉しいんだ。ありがと。セナ、、、。」
ジンが声を聞きながら、セナもジンの苦しかった数か月を思って、涙が出た。
ジンは昔から、優しい、、。
そんなジンがやな奴になるなんて、よっぽど、好きだったんだろうと、想像すると、セナも心が苦しくなる。
セナ「ジン、、。これからは私が守ってやるから、、。」
ジン「やー。それは違うだろ！これからは俺が二人を守るの！
いつまで俺を守るつもりなの？セナ、強過ぎ。少しは俺に頼りなさい！」
急に顔を上げて、怒ってる姿が余計に可愛いんですが、、、。
セナ「そうだね
これからはジンに守って貰うよ。じゃあ、マンションでも買って貰おうかな〜。」
ジン「ああ、、この前、一軒、買ったから、ソウルに来たら、そこに住んで、、。
まあ、あと、もう、一個、買う予定だから、どっちでも良いけど、、。」
普通に言ってるけど、凄い事なんだけど、、。
ソウルに２戸もマンション持ってるなんて、、。
まあ、世界的なアイドル、、。
セレブだもんね〜。
セナ「ジン、、。」
ジン「ん？」
セナ「可愛くない(-.-)」
ジン「(・・;)え？」
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年5月22日 21時
