リアルな恋愛話２

自分があげたいものをあげる人 ページ43

昨日も友人Aさんと会っていた。

コロナ渦でも、Aさんとは会っていた。
。

まあ、2人だから密では無いし、密室で会ってる訳でも無いから良いかなっと思って。

散歩したり、人のまばらな所で会っていた。

成人した人間が、学校に行くわけでも無いのに、週１以上会う。

これはかなり珍しいだろう。




昨日も日常の色んな話をしながら、歩いた。

その中の一つで、人はなかなか変わらないって事が分かった話をした。

特に、自分が悪くないの立場で話す人は変わらない。

自分が悪いのかもしれないと思う事から、人は変われると思う。

あと、相手の気持ちを考えるか。

しかし、自分より年上が多い中で育ってしまうと、自己主張ばかりをしてしまうので、中々、そう言ったものは育ちにくいのかもしれない。

その人が欲しいかでは無く、自分がこれをあげたいからあげるんだっと、言った人がいる。

私は常に相手の事を考えてと、教えられていたので、
「？？？」

と、思った。

実際、彼から渡されたプレゼントは２年後、箱のまま開けられていなかったのを見た。

せっかくのプレゼントが、可愛そうである。

私は彼から貰ったダッフルコートを

「ありがとう。」

と言って、受け取ったが一度も着て歩く事は無かった。

重くて、無理だった。

でも、火事で焼け出された人にまっさらのまま上げたから、取りあえずは寒さはしのげただろう。

その後は知らない。

１９年後、彼は中学生の娘が自分と言い争ったせいで、志望校を変えて自暴自棄になっているのに、

「俺は悪く無い」

の一点張り。

少し、彼女の立場に立って、
「自分も悪かった」
っと言うだけがそんなに難しいのだろうか？

可愛い娘が、悪い事したのに、ご褒美みたいに何か与える事が、彼女を更に助長させてると何故、気が付かないんだろうか？

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