リアルな恋愛話２

安全になった夜の巨大公園 ページ39

今日も近くの大きな公園を歩いて来ました。

やっぱり、楽しかったキャンプの思い出に浸る事は出来ないのに、こんなとこでキャンプしちゃダメでしょ！って言いながら、何か、笑ってしまう自分も居て。

コロナ渦に人がこんなに集まってます！とニュースになるほど、有名な大きな公園に、火柱が立つほどに焚火をして、本格的なテントを建てて夜の７時にここにいるっていう事は、泊まりですよね〜て思う。

最近、毎日のように公園を歩いては、キャップ場と化した空き地を見に来ずには居られないのだ。

始めて来た時は懐かしいキャンプ場の匂いにノスタルジックに浸ったのにも関わらず、その後、何度来ても、そんな気分にならない。

なのに、又、来てしまう。

多分、悪い事してるお馬鹿さんな人達を只、見ていたいんだと思う。

そして、そんな非常識な事をされているにも関わらず、林の中でバーベキューしてる人しか注意出来ない公園管理局の人達に同情しつつも、行政のルール作りが追い付いていないのが面白い。


火事になったら大変なのにね。

多分、近くの家から苦情がいかない限り、注意出来ないんだろうな。

特に事務所は５時までだから、泊って、朝１０時ぐらいに帰る人たちに注意出来ないのだろう。

今日はレストハウスの裏の空き地には段ボールで作ったようなでっかい小屋みたいのまであって、マジ住んでんの？とか思った。

正義感ぶっても、本当の私は只、どっか、面白がってる。

だって、公園なのに、一般人が当たり前のようにざっと、７組ぐらいテント張ってて、果ては小屋があるんだよ。

バカバカしくて面白い事この上ない。

昼間、友達と歩きながら、
「危ないね。こんなのダメだよ」
って、言ってる自分も面白い。

夜には
「バカだね〜」
て思いながら、雨の日でも見に行っちゃうぐらい面白がってるのに。


今日はそこまでの道中、スマホに使われる人と、パソコンを使いこなす人の違いについて考えながら、スマホはやっぱり、写真データを抜いて、売っちゃおうなんて考えて。

さて、話し合いの内容はどうしようかなって真剣に考えたりしてるんだけど。

ドンドン暗くなる公園を歩きながら、ドンドン冴えて来る頭。

やっぱり一人で散歩の方が本来の自分に戻れる気がする。

コロナ渦で、夜危ない公園が人通りがやけに多くなったお陰で、安全な散歩道になった。

(ここで、３人ぐらい不審死があったから。)

どんな暗い道にも誰かが居るんだよね。

グラミー賞取れなくても、燃え尽き症候群になるよりまし？→←全てはこれから。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す