リアルな恋愛話２

自分の為に ページ37

それでも、卒業まで、大人しくしてくれればと、大人たちは思っていたが、大人を舐めて、世間を舐めて、ネット友達が全ての彼女はやっぱりやらかした。

今度はネット恋愛のトラブルを引き起こした。

自分は名前も中学も嘘こいて、何とかうまくやってると思っていたが、しつこく、アマゾンプライムに相手の男に入れと言われ、彼の名前とパスワードで入ったのだ。

その前に、名前も教えたくない相手に、写真を交換し、一度、会いにも行く愚かぶりも発揮していた。

結果、嫌になったから、別れると言い、(それって付き合ってると言えるのか分からないけど)それなら、
「アマゾンプライム退会しろ！」
と言われ、言う通りにしたのに
「まだ、退会出来ていない。」
と
「じゃあ、パスワード教えて」
と彼女が送信すれば、
「自分で考えろ！退会出来なければ、自分とより戻すか、損害賠償請求するか、俺とやるか選べ。今日中に答えを出さないと訴えるからな。」
と来たもんだ。

要するに、始めから、やらして貰うつもりで、はめられたわけである。

(もしくはお金を始めから取るつもりだったか、変に今日中とか焦らせるところが、オレオレ詐欺みたいでだが。)

ピアス８個も開けてる女はヤリマンだと思われるのは社会の常識なのだ。

自分で自分の価値を下げたと言える。

中学生だから、焦らせれば、言う通りにすると踏んだのだろう。

しかし、彼女はもっとビビりだった。

もう、二度と会う勇気なんて無かった。

でも、親にお金を請求されるのも困ると、学校の担任に相談した。

親に言う前に学校に行った結果、事は学校対学校の大事になった。

担任の先生はどんなに立場を失くした事だろう。

公立の試験前にこんな問題を起こすなんて前代未聞だ。

母親は先生から内容を聞いて愕然とした。

周りからは
「すぐスマホを取り上げるべきだ。」
「取り上げるな。」
と、バラバラの意見を言われ、フィルターを小学生程度にしようかとも思ったが、周りのプレッシャーに耐えきれなくなり、滅茶滅茶に彼女を罵倒して、スマホを取り上げた。

彼女の為では無く、只、自分が楽になる為に。

母親はそうする事でしか、親として責任が取れない事をここでやっと気が付いた。

彼女が何と言っても、言う通りにしていては又、違う問題が起きて来る。

彼女の為とか言う耳当たりの良い言葉はどうでも良くなった。

やっと、仲良しごっこを止めたのだ。

全てはこれから。→←親がバカだから、子供が付け上がる

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