マネヌナ、大型犬に好かれてしまった の巻。

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「………はい？」



「あっやべ」



「あ゛ぁっヒョン！！ヌナは僕だけのヌナですからね！！」



スングァニが悔しげにたんたんと足元を踏む。やかましいな。



気づいたら円のように皆で丸く並んでその場にしゃがみこんでいた。



私の隣にいる確かジョシュアさんが「女神ねえ……分からなくもないな」だなんて呟いている。この人が私はよく分からない。もし馬鹿にされてるとしたらへこむ。




かくいう発言者のミンギュくんにとってはそこまで深い発言ではなかったらしく、隣のドギョムくんにちょっかいを出し始めている。




「じゃあ何かAさんに質問ある人？」




とエスなんとかさん。




「質問の際は僕を通してくださいね！あんまり下ネタちっくなのは容赦なく弾きますから！」



余程私との再会を喜んでくれてるんだな……()




「……ないっぽいな。まあこれから知っていけばいいし、聞きたい時に聞くのが得策だろうから、今日はゆっくり休んでもらうか！」



今日は解散！とエスなんとかさんの号令でみんなそれぞれの部屋に散っていく。




置きっぱなしの荷物を持ち、私も宛てがわれた部屋に向かおうと立ち上がる。




するとさっきのミンギュくんが戻ってきた。

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