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ティタニア「みんなただいま〜」
その日の夜私達は談話室でアデル姫と一緒にティタニア王妃を待っているとアデル姫は私の胸の中で暴れ慌てて下ろすとティタニア王妃に駆け寄った。
ヴィクトール「おかえり、ティタニア」
ティタニア「ヴィクトール…」
二言三言のんびり話をしている二人に○○○王子はタイミングをうかがって私は今だと背中を押した。
○○○「アインス兄様元気だった…?俺たちも愛に行っていいかな…?」
ティタニア「……」
ティタニア王妃は困った顔をして考え込むとこう言った。
ティタニア「アインスに合うのは…
エルンストに聞いてみたほうがいいかもしれないわね」
○○○「え…ッ」
○○○王子はショックを受けた。私達は慌てていると言いづらそうな様子で口ごもるティタニア王妃。そんなに悪い状態なの……?
ハイネ「シフォン」
私はジワリと涙があふれた。私の名前を急に呼び八とするとハイネが心配そうな顔でこちらを見ていた。
ハイネ「大丈夫ですか?」
シフォン「う、うん……」
何か事情があるのは間違いないはずだ。エルちゃんも大変なのではないかと身を安堵た私はハイネに手を引かれ私達の自室に戻っていった。私はハイネの仕事が一通り終わり伸びをしたタイミングを見計らいちょんちょん、と突き振り向いたと同時に頬にキスをした。目を見開くハイネに私は照れ笑いを浮かべた。
シフォン「えへへ!」
にこにこーと笑いかけると私に近付き抱き締めた。様子が変になったハイネを覗き込むと急にお姫様抱っこをした。
シフォン「な、何してるんですか......!?」
ハイネ「私が余計なことなど忘れさせてあげます…」
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