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シフォン「ええええええええ!!？」
私達は驚いているとレオンハルト王子が手を上げた。
レオンハルト「破談…って何ですか？」
ピシッと固まった。陛下は私に目配せすると重たい腰を上げレオンハルト王子に耳打ちした。
レオンハルト「えええ……!？」
シフォン「少し遅れましたがきちんとご理解いただけてよかったです」
ふう…と一仕事終えるとハイネが労ってくれた。ブルーノ王子がベル議案王国との関係が悪化したからではと心配そうに陛下に聞くと陛下は首を横に振った。
ヴィクトール「お互いの相性を考えてやめた方がいいと判断したんだ。
結婚を進める中でずっと気を張っていたのか…
今アインスは体調を崩していて…しばらくそっとしておいてあげてほしい」
そうなんだ……結婚して分かったけど私達も結構大変だったし気持ちはわかる……リヒト王子が抗議の声を漏らすが陛下は本当に申し訳なさそうにしていた。陛下が悪いわけでもアインス王子が悪いわけでもないのに。
私達は言葉にすることもできなく執務室を後にすると王子達は項垂れていた。
リヒト「でもおかしくない？会食した時2人話してた感じ別に普通だったし
相性悪いようにも見えななかったし!」
ハイネ「庭でお2人で話されてましたよね」
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